今を生きる 私たち 人間としての 正しい生き方とは 何でしょうか。
今の世において 悩み・苦しむのは
過去世において 自らが行った業の
報いを受けていることになるのです。
例えば 今 嫌な思いをさせられているのは
過去の世で 人間として生きていた時に
誰か 他人に嫌な思いをさせたからであり
その結果として 今 嫌な思いをさせられているのです。
そういうことを したから 同じようなことをされる。
今 現にイジメで苦しんでいるのは
過去において 誰かをイジメたからであり
自分が子供を虐待したという 過去世での出来事があったから
今 立場が変わって 虐待の憂き目に遭うのです。
無視したから 無視される。
原因は 自分にあった。結果は 自分が受ける。
これが因果の道理です。
では 過去世で どんな悪いことや 善いことをしたのかというと
その判断は 現在 こうして生きている 今
どのような状況下にあるのかを見るのです。
今 幸せであれば 過去において 善いことをした 果報なのです。
今 不幸であれば 過去において 不幸の種を蒔いていた。
過去の世に 人を無視したから 今 誰かに無視されたんだ。と
ああ そうか そういうことをしたから このような 結果を受けているんだな、と
こう 思うようにする。報いとして 素直に受け止めることが大切です。
今を生きる 一瞬・一瞬が 自ら犯した過ちという報いを受け続けている。
そして 今 一瞬・一瞬の 自らの思いが 考え方が 行為・行動が
未来世での果報の 原因を造り続けているのです。
過去があったから 現在があり やがて 未来へと続いてくのです。
過去世に原因があり この世で結果である 報いを受けながら
新たに原因を造り 来世に また 報いを受けることになるのです。
業因業果(ごういんごうか)。三世両重(さんぜりょうじゅう)の因縁といいます。
人生の本質は 苦であるという 真理を理解する。
苦の原因を明らかにする 明らかにする真理を理解する。
苦の原因は 貪り 瞋り 愚かさという 三毒の煩悩を消滅させることが
苦の消滅であるという真理を理解する。
いかにして 苦の原因を消滅させたらいいのかという
実践の真理を理解する。
正しい ものの見方。
正しい ものの考えかた。
正しい 言葉遣い。
正しい 行為・行動 行いをする。
正しい 生活をする。
正しい 努力をする。
正しい 思いをする。
正しく精神の統一をして 心 安らかにする。
自らの罪を意識して 懺悔(さんげ)をする。懺悔の心。
懺悔滅罪(さんげめつざい)。
常に 大日遍照金剛さまを念ずる。念じ続ける。
信心したならば 信心し続けること。
おん あ び ら うん けん ばさら だと ばん
自分自身に 手を合わせる。身・口・意を一致させること。三密の行をする。
感謝の心。全てのものごとに感謝する。感謝の念を持つ。
他人に迷惑をかけないように心がける。
今 自らが受ける苦しみに対して 感謝の念を持つ。
感謝の念を持って 感謝することが出来れば
罪障消滅することになる。
善果も 悪果も 自業自得なので
過ちや 罪を犯した自覚があろうが なかろうが
反省すること。心の中で謝ること。
姿勢を正して坐り 合掌する。
おん あ び うん けん ばさら だと ばん を唱えながら
南無大日遍照金剛と 心の中で念じ続ける。
今 生きているうちに 徳を積むことが 大事です。
合掌
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