あらゆる重みに耐えきれずに沈んでいったのよ 『the Wilds』

あらゆる重みに耐えきれずに沈んでいったのよ　『the Wilds』

知らずしらずのうちに分かりあったつもりの日常は、日常でうまれた差異をうめることなくうごきだす。

交差点で足速にすれ違う人、車やバイク、散歩中の犬や川を流れる魚や水鳥を眺めながらとおりすぎていく。

満たされることなどない足かせのようなわが事の苦悩、すれちがうはずの出来事に足を止めてしまうのはなぜだろうか。