子どもの成長は、親を親らしくしてくれる。
幼い頃は、母子共に東日本大震災の原発事故により大分県に逃れ半年間生活していた。下が0歳、上は2歳だった。
何もわからない所で必死に育てた。地元の人にもホント良くしてもらった。避難した場所は、目の前が海岸だった。朝起きるととれたての魚がドアにひっかけられていたりした。真っ黒に日焼けした娘たちが生き生きと遊んでいた。
そんな娘たちもいまでは小6と中2となる。
戦争がおきると横断幕にメッセージを書いてくれと言ったら快くメッセージを書くまでになった。
そんな子どもたちを立派に育てたのはカミサンだ。「父の日」というのは無くても良いと思う。
でもこうやって袋の中にお菓子をたくさん詰めてくれた子どもたちの気持ちが痛いほど嬉しい。
未来(あした)を閉ざす事のない社会を作るために、お父ちゃんもがんばります。