好きな台詞

「地球上には数え切れないほどの命と人生がある。
その一つ一つは大して意味のないもので、だから人生はひどく虚しい。
でも、その人が生きた証をすべて見守って、その虚しい人生に意味を与えるのが夫婦というものだわ。
だから、私は夫のすべてを見守りたいの。
いいことも、悪いことも、すべて見守りたいのよ。」


ハリウッド版　映画「Shall we dance?」の中で妻役のスーザン・サランドンが言った台詞。
夫が自分に内緒でダンスを習っていることを、探偵に探らせていた彼女。
なぜ結婚するのか？という問いにこう答えています。


自分と深く関わった人に対して、人生の一部を共有したという記憶が残ります。
例え夫婦でなくても、異性でなくても、「いつまでも見守ってあげたい」と思える人達がいます。
夫婦だと何が違う？？見返りを求めても許されるような気がする・・・ところかな？（でも見返りを求めるほど幸福からは遠ざかる気がする）

「見守る」・・・微妙に責任がなくていい感じのコトバ。
他人を見守る以前に、おのれの面倒を見ろよって言われそうですが。
でも、そんな自分を見つけた時にちょっと幸せかなって思う。
この世に生きててもいいんじゃないかと思える。