この1か月、シルク初めての試練にぶち当たっておりました。
4月1日またふらつきが起こりましたが、これは大事に至らず。
(2月1日、3月5日に癲癇から歩行困難になったのでひと月ごと
かと思いましたが)
中旬、嘔吐しいつものように気温差から来たのかなと
思いましたが、吐き気が激しかったので点滴と注射を。
すぐ良くなるかと思いきや、その後もぐったりして快復せず
食欲が一切なくなってしまい飲まず食わずのような状態に。
ラブが食べなくなる=死!?
とはよく聞くところ。
食欲だけはどんな時もあったので焦りました。
栄養のありそうなもの、介護食のようなもの
あらゆる缶詰や食べ物を買っては試すものの
最初一口食べてもまたすぐに食べなくなり、、、無駄になるを繰り返し。
もちろん手作りでも色々試し。
最終手段としてカステラ、プリン、アイスなどもうとにかく
食べれば何でも良いと思って買っておく。
よく聞く美食家のお猫様を飼っている人のご苦労が
分かりました。
ご飯と呼んでも来ないどころか、ご飯を嫌がる、
ずっと寝たまま。これはただ事ではない!(ラブにとっては)
シルクの視界の問題もあってか
何となく食器のせいもあるのかな?とステンレスから
陶器にし、更にそれも嫌で小鳥のような小さな
小皿にしたらついばむようにほんの少し食べたりも。
それも嫌になり手からのみしか食べなくなりました。
寝ている所にお口に手で運ぶ。小鳥ほどでもうお終い。
それも顔をそむけたり逃げたり、、、。
ええーーっ!!?うっそやーーーん!!
この前までの楽しみな時間が苦痛な時間に変わってしまいました。
動物が食べなくなる=体が受け付けないということは
もうその準備をしている?
時はGWまでもう少し。
シルクはちゃんと迷惑かけないようにGWに逝こうとしてるんじゃ?
そんなことが頭をよぎりました。
動物は空気を読んだり、逝く時を選んでるんじゃないかと
思うことよくありますよね。
血液検査とエコーで確認。
最初院長不在で若い獣医しさんしかいなく
貧血と炎症の数値が悪く、数値だけ見たら膵炎の可能性有との
ことでしたが、その後院長にエコーと本犬を診て頂いたら
エコーではどこにも腫瘍は見当たらず、かつ膵炎からの
出血だったらこんなに綺麗な舌の色をしていないとのこと。
もしかしたら甲状腺などの可能性もありますが
それもホルモン値などを検査しないと分からないと。
ひとまず血液検査の数値を見ながら、食欲が戻るまでは
できれば連日点滴した方が良いとのことで
その後は毎日補液(点滴)に通い、少し食欲が戻ってからは1日置き。
それこそ連休で助かりました。
もしかして動物として自然に逝こうとしているのに
人間のエゴで無理な延命をしているのか?と思ったりもしましたが
まだそこまで深刻でもなさそうで。
そうこうしているうちに
ようやく体力、食欲が戻って普通の感じになりました。
とは言ってもこれから日差しも強くなるし
癲癇の方も気が抜けません。
今はずっと早朝散歩で対応しています。
今足腰は大丈夫なのですが、一応公園まではカートを使ったり。
奴さんも手慣れたもので、その姿はまるで大名
もしくはタクシーの乗客。「はい、次右折ね」ってコラ!
帰りはダウンなんかして良いご身分♪
あたちのハイヤーなのよ♪
今は食欲もすっかり戻り、あの日々は何だったのだろうと
思うほど。
「おやつ、くんろ~」
「ご飯ま~だ?!」とニジニジと接近。
腹時計も正確に戻る。
と同時に夜何となく不穏な雰囲気?落ち着かず
認知症発症?のようなハァハァウロウロするのも落ち着いてきた。
何よりこうしてご飯の所まで来て自立し食べているのが
夢のよう・・・。
食べる気=生きる気が湧いてきたようです。
ひとまずホッとしました。。
14歳になってからは介護(介助)の入口を行ったり来たり。
引き続き要注意ではありますが
今日で元気に14歳4か月になりました。