元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

気分転換♪

2022年02月20日 | おでかけ散歩
久しぶりに人も犬も気分転換♪
あれ以降初めて車に乗り根岸森林公園へ。



広い所だと安心。
梅を眺めながらの~んびりと。





ただ歩いてる、それだけでベタ褒めされる老犬。(^^♪



ただ歩けてる、それだけで有難みを噛みしめる老犬飼い主。



梅は6分咲きくらい。


ドッグランも開催してました。
あ~、ヤングが眩しく感じるぜい!


馬も皆出てて、シルクも眺めてました。
操ってる女性もカッコよく!これを操れたらラブなんて楽勝でしょうね。



河津桜は0.5分咲位。

今年は梅も桜もゆっくりみたいで良かった♪

その足で私は大田区の華道展へ。











椿が多かったです。縁起が悪いとか言われることもあったけど
水に浮かべると可愛い♪







駅のお花 梅・桜・こでまり


私の今月のお稽古は チューリップ、桃、菜の花



チューリップの淡い色とフリルも可愛く。
今本当に色んなのがありますね。
菜の花はつい美味しそ~って思ってしまいます。(^^


余り花材で。

シルクも気分転換しながら今の所元気です。





完全復活と思いきや?

2022年02月17日 | シニア期(介護こと始め)
お陰様でシルクは元気に復活し、
サプリ効果か介護グッズを見て奮起したのか?
驚くほど足腰もしっかりし、
散歩始めなどはスタタタタッーと速足で歩くことも
あり、長距離を歩きツーの踏ん張りも不安定さがなくなりました。

元々寒い方が元気なのもありますが、今の所足腰は大丈夫
そうです。


食欲も元気もあり、胃腸も問題なく
一見何も問題ない状態になったのですが。。

前にも書いた散歩中気になる頭(顔)の動き?に
一定の条件があることが分かりました。
最初に起こった「歩いている最中雷が落ちたように
驚き斜め後ろに引く感じ」はシルクの右側から何か刺激
(車や光?自転車や前から走ってくる子供など)
があった時に起こること。

眩しそうな驚いたような感じになり、顔もそうなります。
先日は話しかけてきた人の前でそうなり
「どうしたの?くしゃみ??」と言われました。

特に右視界の真横辺りに来た時にそうなります。
先日は曲がってきた車にちょっとパニック気味
(ビビりな子がエビぞりに後ずさりしてカラーが抜けるような)
になりました。

対面で来る車など特に危なくて、なるべくそうならないように
歩きたいのですが、何しろ頑固なので・・・。

こちらも右視界に入らないよう気を付けて歩いてるので、
安全な所で散歩している分には全く問題ないのですが。
こうなってみて、自転車や車や子供の動きにめっちゃ
敏感になりました。
こんな時こそカートの出番とも思いつつ、足腰がしっかり
している分飛び出しそうで余計怖く。。

老犬で目が見えにくくなって、急に視界に入ってきたものに
驚くようなことはあると思うのですが、
最初はこの翌日眼振や歩行困難が起こったことを考えると、
そう単純なものとも思えず。
耳は綺麗なので、メニエールっぽいものでもなさそう。

人も犬も特に異常がないものは「加齢」の一言で
ぐうの音も出なくなりますが、(汗)
色々な神経が繋がっていると思うので一度眼科医に診てもらおうか
なぁと思っています。


その後の様子など

2022年02月10日 | シニア期(介護こと始め)
ご心配頂きました。<(_ _)>
お蔭様でその後のシルクですが、普通に立って歩けお散歩に行け
食欲もりもり排泄もでき、以前と変わらない感じに戻りました。



お散歩は楽しいようで、本当は帰れなくなると困るので
一通り済ませたらショートカットして帰りたいのですが、
どうしてもフルコース行く!と
こんな時にまで信じられない頑固さを発揮、漬物石のように
行く!と固まり、、そんなに行きたいなら仕方あるめ~と散歩しています。
わんこも結構プライドありますからね。



やはりお外で匂いを嗅いでふんふんしているのは刺激になって
楽しそう。
犬はお鼻を使うのは大事です。
人は目からの情報が大半ですが、ワンコは鼻からが一番情報
認識してるんだそうです。
そして生まれてすぐ~最後まで使える器官といわれます。
だから行きたがるうちはなるべくお外を感じさせてあげたいなぁ、と。



ただ、時々気になる頭(顔)の動きがあり
もしかしたらシルクの中で何か起きてるのかも?
色々調べたら分かるのかもしれませんが、
今は美味しく食べてよく寝られ、立って歩けることを優先させたい
感じです。

こんな時こそシニアには東洋医学の出番なのかもしれず
改善のお話も聞くので、念頭に置きつつ・・・。
連れて行くのも大変ですし、急に新しいこと始めて
不安に感じさせても、と思いもう暫く様子を見たいと思います。

何しろルーティーンに拘るので、今は一応日々のルーティーンを
ちゃんとこなせることで自信(安心)に繋がるなるかなぁと。

先日は、寝ていたシルクがやおら起き
ふら~っと変な方向に行ったので「何だ、発作か!?」
と思ったら、ちょっとだけ開いてたおもちゃ箱の棚から
頂いたバナナのぬいぐるみを出してきた時には
泣き笑いでした。
お前さん、こんな時にまで三つ子の魂かい・・・。(*'▽')

それから購入したウェブカメラ(ペットカメラ)ですが
いつ見ても、微動だにせず寝てるだけなので
動画なのに静止画としか思えず、しかもカメラが壊れてるのか
生きてるのかも分からず・・・。
「おーーーい!生きてるか~!?」と(呼びかけることもできるのだが
驚かすのも可哀想で)

その上ですよ。ずっとオンにしてると日中の私の自堕落ぶりを
夫に見られてしまうという世にも恐ろしいことになるのです。
やべっ!!!と慌てて何かを被せたこと数知れず。(汗)
だから、今は布をかけてます。(意味ない)

買い物やお風呂に入るとき外したりするのですが
それも忘れてしまったりして、全然意味なくて・・・。

ちなみに夫が初日に見たら、たまたまカメラの方に近寄って
くる様子、悪~い顔をして毛布をホリホリしてる画像が
見られたそうです。

まぁ、笑い話にできるうちは有難いことです。

それから昨日シルクのベンツが届いたのでございますの。
やはり道中不安があっても公園などで下ろしたり
目的地までの移動に使えるかな、と。


介護用ではなくキャンプ用です。片側開くタイプにしました。
100キロ対応ですから
私も一緒に乗って押してもらおうかしら、、。
楽しそう♪ (怖いわ)

ドナドナ感満載になっちゃうかしら。。(*'▽')



折りたためるし、汎用性があるのでシルクに使わなくとも
1つあっても良いかな~、と。


また使ってみたら使用感などレポしてみたいと思います。

雪はこれからでしょうか・・・・。
(それともやはり大騒ぎの時に限って
・・・パターンか?)
気を付けましょう!

ありがとうございました。<(_ _)>

介護のち晴れ

2022年02月06日 | シニア期(介護こと始め)
忘れもしない2月1日朝の散歩。
今日からもう2月だね~なんて思いながら良い天気の中
のんびり歩いていました。

シルクが少し後ろから歩いてたのですが、リードがちょっと張った
ので後ろを振り向くと、ちょっと後ずさり?後ろに引くような
感じで座りそうになってました。(ほんの一瞬)
車が来てたのでちょっと引いたのですが、
あれ?ツーだった??ごめんね~なんて言いながら
また普通に散歩再開。
タイミング逃しちゃったかな~?でも何だか変な(見たことない)
動きだった?気のせいかな??

公園まで歩いた所でまた何もない所で急に雷に打たれた?みたいな
斜め上を見て眩しそうな?驚いたような目になって
斜め後ろに体を引く。(といっても1,2秒)
すぐに何もなかったように歩き出す。

何か変だな・・・。
最初は気のせいかと思ったけど、これが結局5回ありました。
2,3度目の時は間違いなく変だから早く帰りたかったのですが、
一瞬で戻ってもっと歩く、歩くとシルクは元気で他の公園も
是が非でも行くというので一応一回り。

その間も頭の中は気が気じゃなくて、おかしい。。
何だろう??ぐるぐる・・・。
急に前庭疾患の前兆では?と思いつく。
途中で調べながら、倒れたらどうしようかと本当に焦った。

帰宅後様子を見るも全く普通で食欲もりもり、おやつももちろん。
その他普段と変わる所は一切なく。
病院は休み。ひとまず様子見で1日を終える。
でも気になるので一応調べまくって良さそうなサプリなどを取り寄せ。

気になってあまり寝付けず。シルクが急にベッドを下りた。
その時ほんのちょっとまた斜めに。
滑っただけかな?暗くてつまずいた?寝起きだから?
でもやっぱり変・・・。
その後何もなかったように普通に寝る。

朝起きてソファにいるシルクを見たら、、、
明らか目がおかしい。
瞼が左右交互に動いて止まらず
目も全く焦点が合わずに勝手に動いてしまっている。
よく聞く前庭疾患ほどはぐるぐるに回ってはない感じだけど
足元もふらつき普通に立てない。
すぐに下の布団に寝かせたけどダウンしたまま目は戻らない。

めちゃくちゃ焦ったけど病院もまだ。
落ち着かせたかったけど目も閉じられない。
とにかくそばにいて落ち着かせ、
その間往診の病院やら調べたり電話したり。

そうこうしているうちに1時間くらい経ったら治まってきて
シルクも寝てしまった。
その後だいぶ落ち着いたようで、少しふらつく感じだったけど
病院には何とか連れて行けそうなので
急いでともかく行ってみた。

その時はもう眼振も治まり(動画を撮ったつもりが慌ててて撮れてなく)
立てて少しは歩ける感じになっていた。
触診で目や耳調べたが特に異常はなく。
今ここまで治まってるのなら前庭疾患ではない感じで、脳から
来てるものだとこれ以上調べるとなるとMRIなどになる。
どこまで追求して調べたいかにもよってくる。

癲癇のようなものだとしても今後また起こるのか、
ある程度強度や頻度が強くなってきたりするかどうか。
今の所は症状がないのではっきりとは分からないとのことでした。

帰宅してしばらく寝てたものの、その後は立ち上がろうと
してもよろけてストンと座ってしまいまともに立つことが
できず。

大急ぎで介護グッズやら病気のことや
サプリのことあれこれ調べる。
その後は支えながらご飯やワンツーは何とかできた。

不安であまり眠れない1夜。
つい昨日まで1時間以上歩いていたのに。
元気で14歳を迎えたばかりなのに・・・。
それとも14歳の誕生日まで安心させようと
何とか頑張ってくれてたのかな?


頂いたおもちゃで元気で遊んでたのに・・。


なんで?どうして??
色々思っては涙・・・。
そして考えても仕方ないのに色んな「たら、れば」が頭をぐるぐると。
 
突然来るというけどあまりの突然に、現実とは受け止められず。
急激に14歳、大型犬、介護という現実に急転直下
向き合うことになりました。

この年でここまで元気でいてくれたのが奇跡のようなものなんだ、と。
もっと早くになっていたかもしれない。
大型犬の10歳過ぎたら神様のプレゼントと言われます。
十分プレゼントを受け取ったじゃないかと言い聞かせ。

そう頭では分かってても気持ちがなかなか・・・。
温かい蒸しタオルで拭いてマッサージでもしてあげようと
貰い物のタオルの中の新品を開けたら、13歳誕生日で行った
マウンテンドッグラン最後においちゃんがくれた物で
また鼻の奥がツーンと。
あの時はあんなに・・・。とのエンドレス。

先日獣医師から聞いた「できなくなったことを数えない方が
いいですよ」との意味が腑に落ちた。

まずは現実翌日からの生活をどうしよう。
お留守番はごく短時間とは言え、ひとまずウェブカメラを購入。
祈るように眠る。

どんよりした翌日から・・・。
生まれたての小鹿のようにシルクが立った!!
歩いた!!
今までは冗談で言っていたが、本当にそれは「クララが立った!!」
涙が出る思い。
立っただけで拍手喝采。歩いただけで拍手喝采。
ワンができただけで褒めたたえる!!
夫と交代での申し送りと外出。
これは、、、パピーウォーカーの時のデジャブじゃないか。
シルクはまた最後にPWをやらせてくれてるのかな?と
また鼻奥がツーン。

散歩も途中倒れたら怖いので
まずは屋上でひなたぼっこから始め
その後はドキドキしながらのお散歩再開。
やっぱり外の風に当たり匂いを嗅いで歩くのは楽しそう。
当たり前だったことが奇跡のように嬉しくありがたく。

またどうなるかは分かりませんが、今は特に麻痺や傾斜
などもなく今は普段通りに戻りました。

どうしてもソファにも乗りたがるので、すべてのパーツを外し
シルクの高反発のベッドを乗せる。(人がそばにいる時のみ)


もう人のベッドも危ないので、夫の腰痛対策のエアウィーブの
薄いマットを引っぺがしひとまず進呈。(こらっ!)


リビングに敷いてそこにいてもらい、出かける時はウェブカメラで
見られるように。
今の所夜は人もそこで寝ています。もう万年床のようになって
バッキバキですが、致し方あるまい。
かくしてシルクの思い通りに。


何が起きてるか分からず
一番怖かったのは本犬だったかも。

突然来たけど今の所復活してくれたことで、シルクが猶予期間を
くれたものと思ってます。
もうそんなお年頃だったんだよ、色んな準備(主に心の!)も少しずつ
しておいてね、と。

一喜一憂の1週間でしたが、とりあえずはホッとしました。