えーと、たまたま、前に
ジャパニーズボブテイルについて調べていて、
ほかの短い尻尾の子についても興味を持ったので
そのお話です。
「え?僕が主役じゃないの?」
いや、めんまが主役ですけどね。
でもほら、めんまのお話でもあるからね。
ジャパニーズボブテイルは、有名どころでは
「招き猫」のモデルとなったとされている猫です。
(ボブテイルじゃないという説もあり、あとでまたそれに触れます)
江戸時代など、猫が年を重ねると「猫又」となると
恐れられておりまして、そのときに「尻尾が丸い猫は
猫又にならぬ」という理由から愛されたというお話を聞きました。
でも、歴史は1000年とも、もっと前からとも言われています。
最初は突然変異で発生したらしいという説ですが、
なにしろ歴史が古いので、なんとも...
結局人間が作り出したわけではないので、突然変異後
自然派生、固定種となったのでしょうか。
単純に劣性遺伝子であるということではなく、
複数の遺伝子が関係しているということがいわれており、
ロングテイルからは生まれぬとされている、かなり難解な
遺伝子のようです。
(4分の一ロングテイルから生まれるという劣性遺伝子、
というものではないらしい)
なので、遺伝子に詳しくないねえちゃんには断言できぬものの
「ボブテイル同士でしかボブテイルは生まれない」と書かれている
文献も非常に多いです。
もし、別のケースご存知のかた、ジャパボブの遺伝子について
詳しい方は(理解できないかもですが)ぜひご教授ください。
「ねえちゃん、難しい!僕は、僕だよ!それだけ。」
そうなんだよねえ...と、いいつつ調べる。(笑)
JBT(ジャパニーズボブテイル)は、日本猫であるとも、
違うとも言う両説があるようで、古来アジア大陸から渡った猫が
祖先ということです。長崎あたりが日本の発祥の地という
説を一番よく目にしました。
アメリカ人が1960年代にJBTに魅力を感じ
計画的ブリードを始めたのがきっかけで広まったようです。
ただし劣性遺伝なので、ボブをブリードするには、
近親になりすぎないようにするなど、知識や愛情が必要だと思います。
ボブ同士のブリードでも、スコティッシュやマンクスなど非常に問題が
おこりやすいとされている組み合わせとは違い、
特に身体的欠陥が出にくいという種でもあり、それが
非常に生まれにくい割には今まで残っている理由のひとつかも。
新生児溶血などの、血液型からくる
問題以外は、遺伝子的問題は抱えていないのです。
新生児溶血については、下に書きますね。
「1000の言葉より、僕の1枚の写真のほうがずっと雄弁だよ。」
CFAでは公認されている血統書猫(しかしブリードを認められてから
まだ40年ほど。)ですが、一方「日本にいて」
体の特徴をそなえていれば、親が不明でも血統書を取ることができる
とてもユニークな猫です。
これは、あまりの個体数の少なさからの
優遇措置という説、
遺伝子プールを少しでも増やすための措置、
という説もあります。
尻尾の長さは長くて7.5センチ、
まれに10センチとも言われます。
ただ、ボブテイルの日本のキャッテリーって
ひとつしかしらないけど、
そこ、前に里親がらみで問題になったんですよね...
ジャパニーズボブテイル と検索するとすぐにその問題が
引っかかります...。
(個人的には、里親...もですが、それより、そのことが発覚して
もとの保護主に戻された猫が、骨折放置のまま骨が変な風にくっついて
しまったこと、体から異臭がするほど手入れが悪かったこと、など、
具体的に保護主さんブログで拝見したことのほうが衝撃でした。)
ご興味のあるかたは、検索してみていただければと思います。
「僕はもう去勢してるもん!」
アメリカにわたってからは長毛の遺伝子も入って、
20年前後前にロングヘアも公認されたようです。
ロングもさらに劣性遺伝子なので、生まれる率は25%とか。
この場合の劣性遺伝子は、anemoneさんが
前に教えてくださって、たまさんへのコメントの
お返事にも貼り付けさせていただいた、
一番簡単な算出方法でいけるのかも。
「A を優勢遺伝子、 aを劣勢遺伝子とすると、
個体Aa x 個体Aa = AA:Aa:aa
が 1:2:1の確立で生まれます。つまり誕生は1/4。」
というもの。しかしボブテイルの「劣性遺伝」の場合は、
複数の遺伝子情報が絡むらしいので、
この計算式は当てはまらぬようです。
はい、メンデルさんとえんどう豆が輪になってみなさんの
頭の中でダンスしてますか?ねえちゃんの頭ではダンスしてます。
猫の場合、子猫がたとえば4匹一度に生まれようと、
全部違う父親の場合があるじゃないですか。
だから、たぶんよけいに「ボブテイルとボブテイルからしか
ボブは生まれない」というのを証明しづらいのかもですね。
あと、鍵シッポ、ショートテイルもいるから
よけいにややこしい。鍵もおなかの中で、また誕生後
折れたという説まであるから深いのです。
●補足/ボランティアのなかで、子猫が母猫に
踏まれたかして、後天的にひどく折れてしまい、
そこの状態がひどかったので化膿して、切断するしか
なかったということがありましたので、
そういうケースもあるかな、という実地例です。
ただ、今までにロングテイルから「ボブテイル」が生まれた、
という具体的な例は挙げられぬまま。
はっきりと「ボブテイルは両親がボブでない限り生まれない」と
明記された時点などもあり...
あーいろいろ知りたいですが、
しかし、日本ではボブテイル自体あまり人気がないかも...
(ミケ、白地の2色猫はやや、人気。)
だから、あまり調べてくれないのですね。
「ねえちゃん、そんな小難しいことばっかり書いてたらだれも読んでくれないよ!」
●新生児溶血について●
(猫血液型は、A・B・AB型。Aが優性、Bは劣性(Aの特別変異?)
ABははっきり出てくる理由がわからぬ不明の血液型とされている。
*B型の猫*
赤血球にB型抗原を持っており、A型抗原は持っていない。
A抗原が何らかの形で体内に入った時、
異物と認識し、抗A型抗原を作る。
*A型の猫*
上記と同じく、抗B型抗原を作る。
血液不適合によるもの
血尿や、貧血や、黄疸などといった症状(病気)が起こりやすく、死亡原因となる新生児溶血を起こします。
新生児溶血とは?猫の抗体は初乳を介して作られます。母猫の抗体は、
仔猫の血流に入り込みますが、その時に仔猫の赤血球が破壊される事によっておこるものです。
母猫B型、仔猫A型の場合・・A型が優性の為、抗A型抗体は強く、仔猫の
A型の赤血球に結合し、仔猫の赤血球が破壊されます。この為、A型の血液を輸血すると激しい免疫反応がおこり、仔猫は死亡します。母猫A型の場合は、抗B型抗体は強くないので、B型を輸血してもそれ程問題はありません。
上記の事から、母猫がB型の場合要注意です。仔猫は抗体を母猫の初乳(最初の3日ぐらい)から腸で吸収します。仔猫の腸壁は生後3日をすぎる頃から透過性が変わり、大人の猫と同じ様に抗A・B抗体もそのままではなく、小さな分子にして吸収されます。そうなると抗体が抗体の働きをせずに栄養源となります。
昔は血液型検査をするところが日本に少なくとも2軒あったそうですが、今は中止だそう。なので、結局授乳のあと血尿、体重減少や黄疸でチェックということに...(血尿チェックは、白いコットンや布で刺激して尿を出させるとき、褐色に見えたら血尿の疑い大いにあり、ということらしいです。人口哺乳ということで対処。前に、なるとが弱ったことで一瞬調べたけど、よく考えたら生まれてすぐ人工授乳だし。笑)
●補足2/なんでも、血液型の検査の抗体が
アメリカから購入できなくなったから
ストップしたとか...
製造過程で不備があったのか、ちゃんと
完成してないとか書かれていたり...
そのへんもっと詳しい方がいらっしゃるでしょうけれど...
ネットや本で調べただけなのですが、
ならヨーロッパからの購入は?とか、
いろいろ日本で独自に開発できないのかとか
素人考えでは思っちゃうのですが、
どうなのでしょう。
プロはどうにかアメリカ以外から輸入して調べてるのかも。
おまけ。
フラワーエッセンス、作ったときの画像。
「スターオブベツレヘム」(オオアマナ)使用、
晴れた日の朝5時くらいから数時間つけました。
で、クリスタルウォーターなるもの、
どうせならそっちでということで、
ヒマラヤ岩塩と日本の天然粗塩に
つけといた水晶を2個使用。
(魔法的...)
ちなみに使ったのは8面体レインボークリスタル、
と、「メタモルフォーセス」というクリスタル。
ローズクォーツの一種です。
使用したのは「南アルプスの天然水」。
と、グリセリン。でした。
これにて、マザーエッセンスは完了。
さらに市販で売られてる物を作るには
かなーり薄めるわけですね。
http://contest.doubutukikin.or.jp/vote/detail/170/
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