さて、いよいよ来週の木曜日となりました。
当日のプログラム、発表いたします。
ご興味とお時間と地理的制約のない方、お待ちしております。
第85回JMRX勉強会「文化マーケティングによるトレンド把握のツボ ~音楽業界を中心に~」
嗜好性の高いポピュラー音楽文化(商品)の性質は、一般消費財の性質とは異なります。
それでも、世の中のトレンドと人々の嗜好の変化が先鋭的に反映される「指標的」なカテゴリーです。
当日は「時代・トレンドの変化とメディアとの関係」をポイントにお話しをさせていただきます。
■イントロダクション
・自己紹介
・「文化マーケティング」とは?(広義と狭義)(社会学との相違点)
■文化マーケティング資料のご説明
・データベース編(1910-2017年)、個表編・サマリー編(1955-2017年)
・経済・社会、楽曲・アーティスト、ヒット商品、飲食品・サービス、TVドラマを網羅
■日本の音楽産業の今
・「デジタル配信のためCDは売れなくなった!」って本当でしょうか?
⇒「本質」はもっとシンプルです
・欧米との決定的な違い
・ビジネスモデルの転換
■J-POPにつながる戦後日本ポピュラー音楽の歴史(80年代まで)
・ブームの表層と深層(現象と本質)
・ジャンル生成は「物語マーケティング」?
■90年代の日本はただ「失われて」いただけなのでしょうか?
・J-POPの「4つのキーワード」は世相そのもの
・「失われた」はずの20年間で進行していた生活文化の構造変化
(ラーメン業界、即席麺業界のアナロジー)
■音楽享受スタイルに見る「今」
・6つのキーワード
・「ニーズの存在論的モデル」
・ヒット(イノベーション)の生成とはニーズにはひたすら忠実、ウォンツに対しては徹底的にブラッシュアップさせること
■スキーマの形成とアーキタイプ
・10代後半の嗜好性形成の理論的裏付け
・「10代後半」よりも深い嗜好性形成時期はあるのでしょうか?
ご参加者の皆様に、どのようなベネフィット(便益)があるのか?(【1】~【5】)、および開催概要につきましては再掲の「ご案内」をご覧ください。
お申し込みは「
こくちーず」にてお願いいたします。
kokucheese.com/event/index/515183/
************ 以下、再掲 ************
今回のJMRX勉強会は、戦後のポピュラー音楽を中心としたカルチャーを題材に、経済・社会の構造変化、ヒット商品を解説しながら“成熟社会”における人々の嗜好の変化と“これから”を展望致します。
以下に挙げた問題意識に一つでもご興味のある方のご参加をお待ちしております!
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【1】 音楽ジャンルの生成と衰退は、経済・社会の動向と無関係ではないのではないか?
【2】 トレンドの表層(現象)と深層(本質)の構造を覗いてみたい
【3】 “ニーズ”と“ウォンツ”を構造的に捉えてみたい
【4】 ロジカルシンキング(垂直思考)も大切だけど、ラテラルシンキング(水平思考)にも興味がある
【5】 人口ボリュームであるシニア向けマーケティングも大切だけど、若年層へのマーケティングを疎かにすると後が怖いんじゃないか?
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まもなく「平成」も終わり、次の時代が始まりますが、未来の萌芽は過去(歴史)と現在の中にしかヒントはありません。
そして、トレンドを観る眼を養うことは、マーケティング・リサーチ(定量・定性)にとって重要な仮説構築、ストーリー形成において決して無駄なことではありません。
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■開催概要
2018年4月26日(木)19:00-20:30
開場 18:30
会費 :1000円 (会場にて)
会場 :渋谷 株式会社マーシュ 1階会場
東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 MFPR渋谷ビル1F
https://www.marsh-research.co.jp/pdf/marsh-clt-map.pdf
注)オフィスのある3階ではなく、【1階】となります。
上記の地図をご覧になってお越しください。
■特徴
音楽業界の構造変化を中心に、人の三大欲求の一つでもある「食」のトレンドも絡めて解説いたします。
■スピーカー
文化マーケティングML251((Marketing Labo 251)代表 井上秀二氏
コンテンツツーリズム学会理事
日本消費者行動研究学会学術会員
ミュージックソムリエ(ベーシック)養成講座講師
2000年代、音楽業界で「アーティスト=ブランド」という概念を導入。
現在、自ら作成した100年以上にわたる日本のポピュラー音楽4,600曲のメタデータと、経済・社会、ヒット商品、食文化、メディア変遷のデータを基に、トレンド分析・デスクリサーチに携わる(「JNNデータバンク」(TBS系)、大手自動車メーカーなど)。
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sinoue0212@goo.jp
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