篠崎博見ミュージアム

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朝日岳

2013-09-24 00:18:32 | 
朝日岳に登ったぞ!
それも、娘と一緒に!!
娘と登山を楽しむというのが私の夢のひとつであったが、ついに実現した。

娘が「山ガール」になるのか「平地ガール」になるのかは、まさに今回にかかっていた。
嫁は完全無欠の平地ガールなので、是非とも娘に山ガールになってほしい。

そんなわけで、今回、舞台に選んだのは那須の朝日岳。
少し歩けば森林限界をこえ、わずかな距離を歩けばアルペン的山容を楽しめるのである。
茶臼岳は、山はいいのだが、ロープウェーがあるせいで、がっかりする登山客がいるからあまりいきたくないのである。
ただ、朝日岳は、初心者には腰が引けるようなところがあるので、娘の初登山のステージとしてはちょっと悩むところもあった。
それ以前に、山頂に行けるかもわからなかったので、とりあえず途中の避難小屋までいくことを目的にした。

家を出たのは土曜日の午後10時前。
夜中に峠の茶屋駐車場に着いて車中泊をし、早朝から登る計画なのである。
せっかくエブリイという相棒を得たので、絵を運ぶ以外にも楽しく活用しないてはないのだ。
那須湯元から、峠の茶屋までは、3速ホールドでフルスロットルなのである。
エブリイは便利ではあるが、走りに期待をするわけにはいかない。
あの坂道は、5速と4速はまったくお呼びでない。

夜12時すぎに到着し、朝に備えて就寝。
広い荷台に寝袋ではなく布団を敷いたので、気持ちよく眠れた。

翌朝は日の出前に起きてさわやかな朝を迎えた。

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朝食にみそ汁作り。
一人の時はインスタントですますこともあるが、せっかくの娘の山デビューなので、ちゃんと手作りみそ汁にした。
実にうまかったぞ!

朝食も済ませて、6時40分に登山スタート!
1時間ちょっとで、避難小屋に到着。


P1070482

後ろの奥に見えるのが朝日岳。

さて、これで一応の目標は達成したが、問題は山頂を目指すかどうか。
娘に聞くと、
「朝日岳に登りたい!」という前向きな発言!!
というわけで、ここからが本番の登山になるのである。

しかし、娘は良い意味で期待を裏切ってくれた。
スリリングな鎖場も積極的にアタック!
「楽しい!」発言まで飛び出した。

そして、避難小屋からさらに1時間。
朝日岳山頂に到着!!!
まさか、朝日岳の山頂まで行けるとは思ってもみなかった。

P1070483

朝日岳から茶臼岳を見たところ

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そして下山。

すれ違う登山客は子供連れもいるが、ほとんどは高学年以上。
娘と同い年くらいの子もいなくはなかったが、やはり娘くらいの子が最年少のようだ。
ところが下山途中、目を疑うくらい小さい子が自力で岩だらけの道を登ってくるではないか!
聞いてみると、3才3ヶ月(女の子)!
一緒にいた親御さんらは登山にもなれている様子であったが、それにしても3才でロープウェーのない方のルートを登ってくるとは半端なガッツではない!
がんばれ未来のアルピニスト!!

そして、午前11時30分。
峠の茶屋駐車場に到着。無事下山。
娘に感想を聞くと。
「楽しかった!今度登る時は自分のストックが欲しい!!」
なんと頼もしい発言。
小学2年で立派な山ガールになってくれたようだ。

その後、駐車場で少し休んでふもとまで車で下ることにしたのだが、登りはもの凄い渋滞。
ガチの登山客にとってはお昼はもう帰る時間だが、一般の観光客はこれからが観光の本番。
ロープウェー待ちの大渋滞だった。
非常に清々しい気分で下っていくと、渋滞の中にマクラーレンMP4-12Cが!!!!!!!
こいつは正直ビビった。
車界の底辺を走るエブリイが、雲の上の存在に出会ってしまった。
エブリイがマクラーレンに勝てるのは、値段の安さと背の高さと乗車定員くらいだものな。
できれば渋滞で止まっているマクラーレンじゃなくて、ワインディングを疾走しているマクラーレンが見たかった!!

う~ん、実に実りの多い那須の旅だった。

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