篠崎博見ミュージアム

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我が故郷

2011-01-14 00:24:30 | その他
前回、我が故郷についてちょっと触れたので、今回は故郷紹介。

私の生まれ育った川島町は、まさに、陸の孤島とも言うべき田舎だった。
埼玉県民ですら、「どこ?」と聞きかえされてしまうことがあるマイナーな町。
根本的な問題として、電車が通っていない。
通っていないだけではなく、線路がかすってもいない。
もともとは、東武東上線が通ることになったとき、川越 → 川島 → 東松山という路線になる予定だったらしい。
しかし、嘘か本当かは分からないが「電車が通ったら家畜がビックリする!」と反対運動が起きて、わが町を避けて線路がしかれたそうだ。
事の真相は、どうだか分からないが、川島町が田舎である事は事実。

しかし、そんな田舎でも、田舎なりに都会なところと田舎なところに別れる。
大きく6地区、6小学校に別れていたのだが、I 地区やN地区はわが町の中では都会的な洗練された感じ。
そして、最も田舎といわれていたのがD地区。

D地区はかつて、信号が一つもない地区であった。
D地区に初めて信号ができたのは、たしか私が中学生の頃であったので、20年ちょっと前ぐらいだろうか。
「Dに初めて信号ができたらしいぜ!」
「え!?Dって今まで信号なかったのかよ!」
とD地区はとても馬鹿にされた。

O地区出身の私もここぞとばかりにD地区を馬鹿にした。
「マジかよ!Oは信号、3っつ(小学校前の手押しボタン信号を含む)あるぜ!」

ああ、田舎の子供ってなんて素朴なんだろう。

今では、田んぼだらけなせいか、我が故郷にもいろいろな大型店が出店してきて、賑やかになってきた。



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