6月11日(土)玉原高原ブナの森にて、
お客様大人13名の方にご参加いただき、会員16名が同伴し、自然観察を行いました。
先週から梅雨入りしており、天気予報では、午後から雨、前日も雨が降っていたにもかかわらず、
暑くもなく寒くもなくと、梅雨の合間をぬっての自然観察会となりました。
エゾハルゼミが鳴く新緑の玉原高原で、ノビネチドリ、クリンソウなど希少な野草を観察できました。
全国でも珍しい平らな地形にあるブナ原生林では、たくさんのブナの実生がなんとも可愛かったです。
おまけに、ホオノキとトチノキの両方の違いをすぐそばで確認することができました。
今年もブナは豊作かな。昼食が済んだあと、小尾瀬を呼ばれる玉原湿原を歩き、ワタスゲを見て癒やされたりしました。
ヒオウギアヤメももうすぐ咲きそうでした。
少人数のグループ編成で歩きましたので、植物の進化の歴史や生態など、多様な説明を聞くことができました。
しかも樹木や草花の固有の臭いや、肌触りゆっくりと感じることができ、とても満足していただけた様子でした。
ご参加ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
2022年6月11日(土) 担当:見城、郡