天候 晴れ時々曇り一時雨
参加者 30人(女性:22人、男性:8人)平均年齢 57歳 若い!!! 三平下(尾瀬沼の湖岸)にて↓
タクシー待ちのロス回避の為、各班単位で一ノ瀬をスタートし、沢からマイナスイオン、広葉樹林からフィトンチッドを頂きながら、岩清水を目指します。
岩清水に近づくと登山道はなかなかの急登、ニホンジカによる植物の被害や、自然保護の為、未開通の国道401号の話を交え、尾瀬の現状と課題と再認識しました。
岩清水を後にすると間もなく昭和46年に工事が中止されたという車道跡を超えて「十二曲り」と呼ばれる急登に入ります。
つづら折りの「十二曲り」を登りきり、針葉樹が増える中、目印のアズキナシを越え、ピークの三平峠に到着。
三平峠にようこそ!
三平下(尾瀬沼)までは、濡れた木道の下り。注意して歩きます。
濡れた木道の階段を慎重に。
正面に見え隠れする尾瀬沼にワクワクしながら、尾瀬沼を目指します。
今回は燧ケ岳をバックにした集合写真を撮る予定だったのですが残念ながら燧ヶ岳は雲の中。
左手に、尾瀬沼、燧ケ岳を望みながら、しばしの木道歩き。
ビジターセンター周辺で待ちに待ったお昼ご飯の後は大江湿原の散策に。
大江湿原では、ニッコウキスゲ。ヒオウギアヤメ(写真↓)、ワタスゲなど夏の花が迎えてくれ、頑張った甲斐がありました。
大江湿原では
尾瀬の自然を守って頂いた平野家のお墓参り。
大江湿原はニホンジカの侵入を防ぐ「鹿柵」の効果もあってかつてのような黄色の絨毯、どこまでも続く、ニッコウキスゲを進むと、沼山峠迄行ってしまいそう(笑う)なので、Uターン。
そろそろニッコウキスゲもピークを過ぎて尾瀬沼は何となく秋の気配。
生き物たちも主役交代
避暑にやってきた?アキアカネ↓
ノアザミにやってきたヒョウモン蝶↓
尾瀬にいる名前に「オゼ」のついた生き物のひとつ「オゼマイマイ」↓
そして下山
小休止も兼ね、2021年7月にリニューアルしたビジターセンターを見学、展示物もリニューアルされており、
もうちょっと長居したかったけど、天候を考慮し帰路へ。
参加者の方々は、五感で自然に触れたり、往復約11キロ、標高差340メートルを歩いた心地よい疲労感の中、
とてもリフレッシュされた笑顔で、「やっぱり、尾瀬はいいね!」と話されていました。