〇当日は天候にめぐまれ、絶好の散策日和となりました。
〇参加者は一般の方が20名、スタッフ10名でした。
〇“ねぎじい”ことインストラクター会の会長より、「怪我なく、ご安全に!」「危険な植物を誤食しないように実物をしっかり観察いただければ幸いです」のご挨拶
〇午前の部は、山コースでの植物観察
〇早速、きれいなトウゴクミツバツツジと一般のミツバツツジの違いの説明から。
〇ツツジは一般には食べませんが、そこは山菜教室です。食べられるツツジと有毒なツツジがあることをお話しです。
〇植物は食用に利用されているだけでなく、昔から有用な薬として利用されています。
抗がん剤にも利用された樹木もありますね
〇ちょうどウワミズザクラが満開でした。白い花がきれいで、桜のクマリンの匂いが。
〇ズミの白い花も満開。これも実が果実酒で利用できる“山菜”ですね
〇これは枯葉みたいな翼がついた種ですね。「あら不思議な形。おひょうー!」
〇お昼は“山菜と毒草の見分け方の座学”です。さて、どうして誤食しやすいのでしょう?
〇午後は沢コース。
〇ここはオオシマザクラがたくさん。いろいろ利用されている野生種の桜ですね。
〇アズマヒキガエルの繁殖地です。ちなみに、粘液はスズランの植物毒にも似ている強心性のステロイド系毒物も含んでいます。触ったらしっかり手を洗って!
〇ヤマブキソウとヤマブキがちょうど同時に咲いています。黄色い花がよく似ていますね。
〇皆さんご参加ありがとうございました。“ケガ無く”無事観察会を終了しました。
今回の観察会で見聞きした情報・経験により危険な植物を認識いただき、植物が不確定なものは食べないなど、少しでも植物を安全に利用することに役立てていただければ幸いです。
今後のイベントも皆様のふるってのご参加をお待ちしております。