潮待小屋

タンタカタン


しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」
すっきりした紫蘇の香り。ロックがうまい。


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<北海道の民話>鍛高譚~たんたかたん~
海がどんよりと濁ってきました。
魚達は息が満足に出来ず苦しんでいます。
水底に棲んでいるタンタカはまだ元気がありましたが、みんなの苦しむ姿を見て、何とかしなくては、と頭を悩ませていました。
そこへ長老の海亀が来て言いました。
「あの山のふもとにどんな苦しみも癒してくれる紫の草がある。私達は川では生きていけないが、お前なら大丈夫。みんなのためにその葉をとってきてくれないか。」
タンタカは勇気を出して川をさかのぼり、目指す山のふもとまでやってきました。
紫の草はすぐわかりました。その香りをかいだだけで、長旅の疲れが飛んでいったからです。
しかし、水の中にいるタンタカには、その葉を取ることができません。
タンタカが途方にくれていると、森の動物達がやってきて、わけを聞いてくれました。
そして、みんなで手分けして葉を摘み、川に落としてくれました。
こうしてタンタカが持ち帰った葉のおかげで、海の魚達は元気を取り戻すことが出来ました。
そして魚達は、紫の草のある山を「タンタカ山」と呼ぶようになりました。
いまでも、白糠沖から望む「タンタカ山」は、漁からの帰港のときの目印として大切にされています。
(合同酒精(株)HPより引用)
http://www.tantakatan.jp/
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さて、ここからが本題。
上の話を読んだ私達は、ひとつの重大な疑問に直面する。
それは、
「タンタカって、いったい何の魚?」
ということである。
「川を上るんだから、鮭?」
違います。

手がかりは、
①北の海にすむ魚である
②水底に棲んでいる
③川を上っても平気
④ビンのラベルに描いてある平たい魚の絵(笑)


もう分かりましたね。
答えは、そうです、「ヌマガレイ(カワガレイ)」!
http://www.zukan-bouz.com/karei/karei/numagarei.html
淡水に強く、川の中流域まで遡上することがある。
関東周辺でも、利根川以北では投げ釣りの外道として釣れるらしい。
「外道楽」でも紹介されている(笑)。

というわけで、お酒の話かと思いきや、ちゃんと魚の話で落とす管理人であった。
わっはっはっ。


  
 

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