風のアルバム

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或いは今日の雑感

送辞

2025-03-05 07:20:15 | 日記

 

〜1977年3月 中2のできごと〜

卒業式

壇上から在校生代表で送辞を読んだのは

友人のまっすぐ君でした

1クラス45人時代に1学年14クラスもある

マンモス中学でしたから、全校生徒は1800人余り

になります。

それほどの群衆を前にして堂々と送辞を読み上げる

まっすぐ君は本当にすごい友人だと思いました

ところが、すごいなあと感心しながら私はおかしくって

仕方ありません

送辞の冒頭文が笑いのツボにハマってしまったのです

おごそかな空気の中、私は不謹慎なイメージ画像を

頭の中で描いてにやけていました

全く私の不徳の致すところであります

 

……視線を上にあげれば 樹々の枝々からは若芽が

顔をのぞかせています 季節は春になりいよいよ

今日この時を迎えました……

 

私には 木の間からワカメがこっちを見ている絵図が

頭に浮かんできて どうしようもなかったのでした

 

 

 

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