風のアルバム

些細な記憶の断片
或いは今日の雑感

赤いシャツ

2025-02-24 07:07:31 | 日記

 

〜1975年3月(12才)のできごと〜

小学校の卒業式が間近に迫っていたある日のこと

母が町の洋服屋さんで、卒業式に着て行く私の服を

買って来ました

紺のブレザーでした

下着と体操服以外をお下がりの服でやりくりすることに

やりがいを感じていた私でしたが、やはりおニューの服は

嬉しいものでした

しかしここで問題発生です

ブレザーの下に着るYシャツがないのでした

兄や父のものはまだ大きすぎましたから

姉たちのを借りることになりましたが、

ピンクや黄色やフリルやらのシャツではどうも…

その中からこれが1番いいのではないか、と

やたらと襟の大きな赤のオープンシャツが選ばれました 

 

数年後、テレビでは内藤やす子が

似たような服装で「弟よ」を歌っていました

 

 

 

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