朱雀七星士井宿(ちちり)メインの物語。
美朱&朱雀七星士3人(鬼宿・柳宿・星宿)と出会う3年前、井宿が太一君のもとで修行するきっかけは、昇龍江で無理心中をしたとこ1人の少女に助けられたことから始まった。その少女がかつての婚約者と同じ香蘭だった。さらに少女の恋人の顔が親友飛皋とうりふたつ・・・。
<プロフィール>
本名:李芳准(りほうじゅん)
出身地:不明
身長:175cm(たまに1m以下)
生年月日:5月21日
年齢:24歳(初登場時)
血液型:不明
趣味:釣り
字が現れる部分:右膝
能力:変身したり、袈裟を使った瞬間移動・念力などといった法術使い
距星:ふたご座μ星
備考:笑顔の仮面下には過去の戒めを表す左目の傷跡がある。
<香蘭の救い>
『あのときと、全く同じだ・・・』
雨嵐の昇龍江で流浪僧芳准はうつろな目をしながら3年前の事を思い出す。かつての婚約者である香蘭(こうらん)と親友である飛皋(ひこう) はともに幼なじみでとても仲良かったが、芳准の結婚を喜んで祝福してたはずの飛皋が香蘭を奪ったあげく、香蘭も飛皋と結婚すると芳准との結婚を断った。まさかの事態に芳准は飛皋に短剣を突く付けて理由を問い詰めるが何も答えないまま、濁流に呑み込まれ飛皋と香蘭は溺死。助ける際左目がやられて、飛皋を放してしまったと悔やむ。
2人に裏切られ、死なせてしまったと自分を責め、無理心中で濁流の中に飛び込んだが、聖川郷(せいせんごう)の住人香蘭に助けられる。事情を聞いた香蘭は、大切な人ならその人を信じてあげてと芳准に叱咤する。
<流浪の旅人>
2月後、芳准は何者かの声に導かれて聖川郷を後にした。3年前のあの日、朱雀の力に目覚めたものの、自分の周りに結界を張るだけで精一杯。未熟だった力をうまく使いこなすため、修行の道を選んだ。
太極山(たいきょくざん)に上る途中、娘娘(にゃんにゃん)という羽衣を着た小さな少女が泣いているのを見かける。上から巨大な岩が落ちて、襲いかかってくるとこを間一髪助ける。娘娘は家に帰るのに道に迷ってしまったという。娘娘からもらったきつねのような顔をしたお面を被って、娘娘を帰す家を探し出す。
<子連れ修行>
太極山の頂で古びた廟にお祈りしている1人の老婆から娘娘の身内を聞き出し、下の村の陳さんとこに娘娘を返したら、 その人が人売りだったし、奥の森に入ったら大蛇の襲われたりと探し出すどころか散々な目に遭った。さっきあった老婆こそが太一君で、芳准に娘娘を連れて行かせたのは、芳准が朱雀七星士の力を磨くための修行メニューだった。
<聖川郷の危機>
倶東軍第3部隊の中に劉秋生(りゅうしゅうせい)という青年がいた。秋生は赤ん坊の頃川の畔に捨てられたとこを香蘭の父親で聖川郷首村健民に拾われ息子のように育てられた。自分が捨て子だったと分かってから、香蘭を好きになるが、身分相違という理由で父親達から2人の仲を認めてくれなかった。入隊する直前、聖川郷の梨の木の下で3年後除隊になったらどこかへ駆け落ちしようと香蘭から約束された。入隊されてから今日まで香蘭のことを思い続けてた。香蘭との約束が、聖川郷に帰れる3日後に迫った。しかし、秋生の親友である孔大明(くたいめい)から、紅南国侵略で3年間だった兵役期間が延長されるかもしれないと聞かされて愕然!?
気晴らしにしようと兵舎から出たとき、偶然倶東国将軍心宿(なかご)が部屋で皇帝と話しているとこを耳にする。
平和条約を結んだ紅南国を手っ取り早く侵略するのに香蘭達がいる聖川郷を水没しようと!?驚愕な事態に秋生はこうしちゃいられないと1人、聖川郷へ行った。
<最後の試練へ>
娘娘を連れての修行を積むたびに法力を使いこなせるようになった芳准。月日を経るたびに別の娘娘と入れ替わり、守り抜いた。娘娘の家は太極山そのもので、正体は太一君に仕える女神。太一君から命の恩人である香蘭にお礼を言いに行くよにと勧められる。加えて聖川郷にたどり着くまで術を使ってはいけないというハンデまで付けられた。
<よみがえる悪夢>
聖川郷に向かった芳准は、秋生とばったり遭遇。秋生の顔を見て、飛皋とうりふたつ。秋生は倶東国に追われて傷を負ってた。倶東国の追っ手から逃れようと娘娘に秋生の手当をするよう頼む。娘娘が少女から大人になって、秋生を手当できる場所に移動する。井宿は先に行かせた娘娘を見送った後、一晩を経て聖川郷にたどり着いた。
香蘭は芳准と再会できたと喜ぶが、秋生と耳にしたとたん他の女性と一緒に倶東国から脱走したと取り乱す。
実は、秋生が手当のため娘娘と連れ添っているとこを紅南国奏運の旅商人周多幸(しゅうたこう)の勘違いを鵜呑みにしてしまった。芳准は香蘭に言われたことをそっくり返し、秋生を連れて戻ってくると言って出て行った。
<引き裂かれた愛>
心宿が健民と交渉にやってきた。自分の村が水路計画で紅南国侵略の犠牲になると引っ越しを持ちかけてきた。生まれ育った村を捨てるわけにはいかないと断固拒否。心宿は計画を中止させる代わりに香蘭を皇帝の妾として向かい入れるよう要求する。 非情な手段に香蘭は村を救うためだと要求を受け入れる。
秋生の気配をキャッチした芳准は袈裟を使って瞬間移動。酷く怒っていた秋生に追い出された理由と香蘭とは命の恩人だと弁解する。聖川郷に戻ったのは香蘭が倶東国に連れて行かれた後だった。2人は香蘭を連れ戻し、水路計画を阻止しに行った。健民は秋生のたくまし姿に感銘を受け、愛娘との仲を認めた。
<約束のある場所へ>
袈裟で瞬間移動した先は昇龍江の本流と聖川の支流となる分岐点付近。現場の様子からするとはじめから実行するつもりでリミットは明朝。倶東国首都春封に位置する城周辺には心宿によって結界を張られ、芳准にはとても入ることができない。2人は2手に分けて実行する。
秋生はこっそり城内に侵入、兵士達の慌ただしい様子から、香蘭が皇帝の部屋からどこかへ逃げていったと察する。不運にも秋生の背後に心宿がいたとは気づきもしなかった。秋生は攻撃しようと突進するが、心宿の力に吹っ飛ばされた。心宿から香蘭は聖川郷に行ってると聞かされ、急いで香蘭の後を追った。
芳准は健民達に事情を話し、避難させた後秋生と待ち合わせた場所に戻ったが、どこにもいない。秋生の気配を探したとこ、香蘭は3年前約束を交わした場所に行ってるんじゃないかと。自分もそっちにいくと言い残して、気配が途絶えた。
<運命のリプレイ>
香蘭は秋生との約束が今日で約束の場所である梨の木へ血にまみれながら向かっていった。水かさが増しあふれ出そうとしたその時、秋生が香蘭を呼びながら駆けつけてきた。香蘭はあのときの約束を覚えてくれた秋生の胸の中でうれし涙を流した。芳准は自力で後から駆けつけた頃、聖川がついに激流となって襲ってきた。芳准は2人を守ろうと全身全霊をこめて結界を張った。
〝あのときの過ちを繰り返したくない、いや繰り返してはならない〟
秋生&香蘭は逆流する聖川から光り輝く龍を見た。昇龍江を遡る龍を見た恋人達が末永く幸せになれるという伝説が事実に。秋生をはじめとした聖川郷住人は1人も犠牲が出ず無事だった。井宿は絶望だった自分を救ってくれた香蘭に感謝し、聖川郷をあとにした。聖川郷はその後、自分たちだけの村を作ろうと次期村首秋生&香蘭夫婦が中心となって再建に勤しんだ。
<井宿の降誕>
娘娘の迎えで太極山に戻ったら、岩だらけだった景色が花木や澄んだ川がある美しい景色に変わってた。太極山の風景は人の心によって景色が決まると。岩だらけに見えたのは、6年前香蘭と飛皋を救えなかったという未練があったから。過酷な運命を今回の件で乗り越えられた。芳准は朱雀七星士井宿として新たな道を歩み出した。水の魔神となった飛皋といつしか再会して、飛皋の親友としての苦しみや香蘭がとの婚約を破棄した真相を知ることとなる。
秋生&香蘭を城内から逃がしてやった本郷唯はやがて心宿の思惑にはまり、青龍の巫女となって朱雀の巫女兼親友である夕城美朱と敵対することとなる。それはまるで6年前の宿命のように・・・。
井宿の修行は法力を磨くだけでなく、婚約者&親友に裏切られ、救えなかったというトラウマに打ち勝つこと。井宿にとって過酷な試練。香蘭と秋生と出会ったことで、人を信じることを教えられ、芳准から井宿としていられた。もう一つの試練である飛皋との再会が過去との決着をつける最終関門。今回の件と同様の苦しさを味わうことに。詳細はまたのちほど・・・
香蘭と秋生が約束の場所へ必死に行く姿、お互い想い合えるほど強く結ばれているし、約束を果たせたとこに感動。秋生も香蘭達がいる聖川郷を倶東国のいいなりになってたまるかと自ら行動に出るとこがかっこよい。
老婆姿した太一君、玄武編では赤子姿だったことに正直驚いたけど、私としては朱雀・青龍編の影響か前者が好み(^_^;)
美朱&朱雀七星士3人(鬼宿・柳宿・星宿)と出会う3年前、井宿が太一君のもとで修行するきっかけは、昇龍江で無理心中をしたとこ1人の少女に助けられたことから始まった。その少女がかつての婚約者と同じ香蘭だった。さらに少女の恋人の顔が親友飛皋とうりふたつ・・・。
<プロフィール>
本名:李芳准(りほうじゅん)
出身地:不明
身長:175cm(たまに1m以下)
生年月日:5月21日
年齢:24歳(初登場時)
血液型:不明
趣味:釣り
字が現れる部分:右膝
能力:変身したり、袈裟を使った瞬間移動・念力などといった法術使い
距星:ふたご座μ星
備考:笑顔の仮面下には過去の戒めを表す左目の傷跡がある。
ふしぎ遊戯―外伝〈2〉昇龍伝 (パレット文庫)
小学館
渡瀬 悠宇
ユーザレビュー:
そこそこ↓↓アタシは ...
意外井宿ファンの私と ...
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<香蘭の救い>
『あのときと、全く同じだ・・・』
雨嵐の昇龍江で流浪僧芳准はうつろな目をしながら3年前の事を思い出す。かつての婚約者である香蘭(こうらん)と親友である飛皋(ひこう) はともに幼なじみでとても仲良かったが、芳准の結婚を喜んで祝福してたはずの飛皋が香蘭を奪ったあげく、香蘭も飛皋と結婚すると芳准との結婚を断った。まさかの事態に芳准は飛皋に短剣を突く付けて理由を問い詰めるが何も答えないまま、濁流に呑み込まれ飛皋と香蘭は溺死。助ける際左目がやられて、飛皋を放してしまったと悔やむ。
2人に裏切られ、死なせてしまったと自分を責め、無理心中で濁流の中に飛び込んだが、聖川郷(せいせんごう)の住人香蘭に助けられる。事情を聞いた香蘭は、大切な人ならその人を信じてあげてと芳准に叱咤する。
<流浪の旅人>
2月後、芳准は何者かの声に導かれて聖川郷を後にした。3年前のあの日、朱雀の力に目覚めたものの、自分の周りに結界を張るだけで精一杯。未熟だった力をうまく使いこなすため、修行の道を選んだ。
太極山(たいきょくざん)に上る途中、娘娘(にゃんにゃん)という羽衣を着た小さな少女が泣いているのを見かける。上から巨大な岩が落ちて、襲いかかってくるとこを間一髪助ける。娘娘は家に帰るのに道に迷ってしまったという。娘娘からもらったきつねのような顔をしたお面を被って、娘娘を帰す家を探し出す。
<子連れ修行>
太極山の頂で古びた廟にお祈りしている1人の老婆から娘娘の身内を聞き出し、下の村の陳さんとこに娘娘を返したら、 その人が人売りだったし、奥の森に入ったら大蛇の襲われたりと探し出すどころか散々な目に遭った。さっきあった老婆こそが太一君で、芳准に娘娘を連れて行かせたのは、芳准が朱雀七星士の力を磨くための修行メニューだった。
<聖川郷の危機>
倶東軍第3部隊の中に劉秋生(りゅうしゅうせい)という青年がいた。秋生は赤ん坊の頃川の畔に捨てられたとこを香蘭の父親で聖川郷首村健民に拾われ息子のように育てられた。自分が捨て子だったと分かってから、香蘭を好きになるが、身分相違という理由で父親達から2人の仲を認めてくれなかった。入隊する直前、聖川郷の梨の木の下で3年後除隊になったらどこかへ駆け落ちしようと香蘭から約束された。入隊されてから今日まで香蘭のことを思い続けてた。香蘭との約束が、聖川郷に帰れる3日後に迫った。しかし、秋生の親友である孔大明(くたいめい)から、紅南国侵略で3年間だった兵役期間が延長されるかもしれないと聞かされて愕然!?
気晴らしにしようと兵舎から出たとき、偶然倶東国将軍心宿(なかご)が部屋で皇帝と話しているとこを耳にする。
平和条約を結んだ紅南国を手っ取り早く侵略するのに香蘭達がいる聖川郷を水没しようと!?驚愕な事態に秋生はこうしちゃいられないと1人、聖川郷へ行った。
<最後の試練へ>
娘娘を連れての修行を積むたびに法力を使いこなせるようになった芳准。月日を経るたびに別の娘娘と入れ替わり、守り抜いた。娘娘の家は太極山そのもので、正体は太一君に仕える女神。太一君から命の恩人である香蘭にお礼を言いに行くよにと勧められる。加えて聖川郷にたどり着くまで術を使ってはいけないというハンデまで付けられた。
<よみがえる悪夢>
聖川郷に向かった芳准は、秋生とばったり遭遇。秋生の顔を見て、飛皋とうりふたつ。秋生は倶東国に追われて傷を負ってた。倶東国の追っ手から逃れようと娘娘に秋生の手当をするよう頼む。娘娘が少女から大人になって、秋生を手当できる場所に移動する。井宿は先に行かせた娘娘を見送った後、一晩を経て聖川郷にたどり着いた。
香蘭は芳准と再会できたと喜ぶが、秋生と耳にしたとたん他の女性と一緒に倶東国から脱走したと取り乱す。
実は、秋生が手当のため娘娘と連れ添っているとこを紅南国奏運の旅商人周多幸(しゅうたこう)の勘違いを鵜呑みにしてしまった。芳准は香蘭に言われたことをそっくり返し、秋生を連れて戻ってくると言って出て行った。
<引き裂かれた愛>
心宿が健民と交渉にやってきた。自分の村が水路計画で紅南国侵略の犠牲になると引っ越しを持ちかけてきた。生まれ育った村を捨てるわけにはいかないと断固拒否。心宿は計画を中止させる代わりに香蘭を皇帝の妾として向かい入れるよう要求する。 非情な手段に香蘭は村を救うためだと要求を受け入れる。
秋生の気配をキャッチした芳准は袈裟を使って瞬間移動。酷く怒っていた秋生に追い出された理由と香蘭とは命の恩人だと弁解する。聖川郷に戻ったのは香蘭が倶東国に連れて行かれた後だった。2人は香蘭を連れ戻し、水路計画を阻止しに行った。健民は秋生のたくまし姿に感銘を受け、愛娘との仲を認めた。
<約束のある場所へ>
袈裟で瞬間移動した先は昇龍江の本流と聖川の支流となる分岐点付近。現場の様子からするとはじめから実行するつもりでリミットは明朝。倶東国首都春封に位置する城周辺には心宿によって結界を張られ、芳准にはとても入ることができない。2人は2手に分けて実行する。
秋生はこっそり城内に侵入、兵士達の慌ただしい様子から、香蘭が皇帝の部屋からどこかへ逃げていったと察する。不運にも秋生の背後に心宿がいたとは気づきもしなかった。秋生は攻撃しようと突進するが、心宿の力に吹っ飛ばされた。心宿から香蘭は聖川郷に行ってると聞かされ、急いで香蘭の後を追った。
芳准は健民達に事情を話し、避難させた後秋生と待ち合わせた場所に戻ったが、どこにもいない。秋生の気配を探したとこ、香蘭は3年前約束を交わした場所に行ってるんじゃないかと。自分もそっちにいくと言い残して、気配が途絶えた。
<運命のリプレイ>
香蘭は秋生との約束が今日で約束の場所である梨の木へ血にまみれながら向かっていった。水かさが増しあふれ出そうとしたその時、秋生が香蘭を呼びながら駆けつけてきた。香蘭はあのときの約束を覚えてくれた秋生の胸の中でうれし涙を流した。芳准は自力で後から駆けつけた頃、聖川がついに激流となって襲ってきた。芳准は2人を守ろうと全身全霊をこめて結界を張った。
〝あのときの過ちを繰り返したくない、いや繰り返してはならない〟
秋生&香蘭は逆流する聖川から光り輝く龍を見た。昇龍江を遡る龍を見た恋人達が末永く幸せになれるという伝説が事実に。秋生をはじめとした聖川郷住人は1人も犠牲が出ず無事だった。井宿は絶望だった自分を救ってくれた香蘭に感謝し、聖川郷をあとにした。聖川郷はその後、自分たちだけの村を作ろうと次期村首秋生&香蘭夫婦が中心となって再建に勤しんだ。
<井宿の降誕>
娘娘の迎えで太極山に戻ったら、岩だらけだった景色が花木や澄んだ川がある美しい景色に変わってた。太極山の風景は人の心によって景色が決まると。岩だらけに見えたのは、6年前香蘭と飛皋を救えなかったという未練があったから。過酷な運命を今回の件で乗り越えられた。芳准は朱雀七星士井宿として新たな道を歩み出した。水の魔神となった飛皋といつしか再会して、飛皋の親友としての苦しみや香蘭がとの婚約を破棄した真相を知ることとなる。
秋生&香蘭を城内から逃がしてやった本郷唯はやがて心宿の思惑にはまり、青龍の巫女となって朱雀の巫女兼親友である夕城美朱と敵対することとなる。それはまるで6年前の宿命のように・・・。
井宿の修行は法力を磨くだけでなく、婚約者&親友に裏切られ、救えなかったというトラウマに打ち勝つこと。井宿にとって過酷な試練。香蘭と秋生と出会ったことで、人を信じることを教えられ、芳准から井宿としていられた。もう一つの試練である飛皋との再会が過去との決着をつける最終関門。今回の件と同様の苦しさを味わうことに。詳細はまたのちほど・・・
香蘭と秋生が約束の場所へ必死に行く姿、お互い想い合えるほど強く結ばれているし、約束を果たせたとこに感動。秋生も香蘭達がいる聖川郷を倶東国のいいなりになってたまるかと自ら行動に出るとこがかっこよい。
老婆姿した太一君、玄武編では赤子姿だったことに正直驚いたけど、私としては朱雀・青龍編の影響か前者が好み(^_^;)