命を引き受けるという事

とらは我が家に来てから
しばらくの間、
本棚の本と本の隙間に入ったり
狭い所を探しては、
落ち着ける場所を
探しているようでした。

とらと、どう接していいのか
分からなかった私は、
とらが眠っている所に行って
一緒に眠ろうと横になりました。

私に気付いたとらは、
爪を隠した手を伸ばし
私のほほを触りました。

その時から少しずつ私に
なついてくれて
仕事から帰ってきた私を、
玄関で迎えてくれる
ようになりました。

それからもう９年が経ちました。

生後６ヶ月で去勢手術をして、
毎年ワクチン接種をして、
尿管結石で血尿が出たり、
便秘で病院に通った事もありました。

今は療養食を食べているので、
普通のフードよりは食費もかかりますが、
それ以上に、とらと過ごすという事が
可愛くて愛しくて毎日が
幸せなのです。

とらが家族になってから
息子達がリビングで過ごす時間が増えて
会話も多くなりました。

移植手術後も、
ワクチン接種や、
外に出さないなどの
約束事を守れば問題なく
とらと生活ができています。

これから年を取っていくので
大変な事もあるだろうけど、
お互い健康で
１日でも長く一緒にいよう。

とら。いつまでも長生きしてね。

とらの猫生を
幸せなものにするために
ママも頑張るね。


本日も、お読みいただき
ありがとうございます。


今日のとらちゃん

落ち着く所をみつけたよ