先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

教わる難しさ、教える難しさ

2021年01月14日 | 日記
私達は
さまざまな事を教わりながら成長し、
そして教える立場になっていきます。

私は厳しい実習を乗り越え
職場では先輩や上司の
愛あるスパルタ指導に
時には泣きながら
仕事を覚えてきたので、
自分が指導する立場になってからも
それが当たり前だと思って疑わなかったのです。

ある新人さんが来たときに
なかなか仕事を覚えられず、
「他の部署にまわるのは
難しいのでは。」
と院長に報告した時
「この仕事さえもできない」と
いう言い方をした私に
「日頃自分が簡単にしている事でも
その人にとっては難しいと感じる事もあるんだよ」と言われた言葉に
ハッとしました。

以前スタッフの休みが重なり、
会計が誰も入れないという日が
ありました。

私がフォローに入ろうと
2週間位前からカリメロに
会計業務を教えてもらいました。

当月始めての患者さんの
保険証を電子カルテに取り込み
その大きさに切り取る作業が
どうしても上手く行かない私に
カリメロは私の後ろに回り、
マウスの上に乗せた私の右手に
自分の右手を重ね、
人差し指の離すタイミングを
自分の指を使って教えてくれました。


あの時の私の様に
難しいと感じていたのかもしれないと。

そんな事もわからなかった自分が
情けなくて泣きました。


今日、
先輩ブロガーさんのsuyanさんの記事を拝読して、
この事を思い出しました。


今からでも
まだ間に合うかな?

この記事を
私の教科書にして
もう一度やってみようと思います。




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