拙ブログを訪問していただき、ありがとうございます。
今日は、「天皇家と秋篠宮家の新着情報の考察 2」に多くのアクセスを頂いています。
ありがとうございます。2月29日にも多くのアクセスを頂いた皇室記事がありました。
週刊新潮の先週の記事がネット上にUPされていました。新聞広告の「『愛子天皇』
議論を闇に葬った『安倍官邸』」という見出しではなく、「“愛子天皇”議論、安倍政権の
本音は「先送りしたい」 80%賛成の世論を敵に回せず」という題になっていました。
先週「愛子天皇の実現は難しくなった。」でも書かせていただいたように、愛子天皇実現
派の前に立ちはだかって男系男子による皇統を守ろうとしているのが安倍首相です。安倍
首相が、総理大臣でいる限り愛子天皇の実現は無理でしょうし、皇位継承権のある方が、
3名もいるのに愛子天皇を議論する必要はまったくないのです。
反日勢力は、愛子天皇を実現しようとマスコミを動員して懸命になっているようですが、
これは私には日本の国体を破壊しようという動きに見えます。悠仁様までは安定して皇位
継承が行われていく事がわかっているのになぜ愛子天皇を持ち出すのか?反日勢力は、天皇
陛下を象徴として世の中が大変安定している日本の国柄を破壊したいのだろうと思います。
週刊新潮の記事には、愛子天皇の議論を安倍首相は先送りしたいと書いてありますが、
退位の特例法に伴い、衆参両院それぞれの委員会で採択された付帯決議の全文は次の通り
です。この付帯決議を盾に議論を進めさせようとしているようですが、どこにも愛子天皇
を議論しなさいとは書いてないのです。 「安定的な皇位継承を確保するための諸課
題、女性宮家の創設等について、全体として整合性が取れるよう検討を行い・・・」とは、
書いてあります。
悠仁様まで安定的な皇位継承が確保できているので課題は特にありませんね。悠仁様の後を
継ぐ人は、悠仁様の男性のお子様だろうと思います。もし、男児が生まれなければ、そこで
議論を行えばいいのだろうと思います。女性宮家についても整合性が取れるように検討を
行うように書いてありますが、女性宮家を作りなさいとは書いてないです。
記事には、女性天皇に賛成8割の世論を安倍首相が恐れていると書かれていますが、保守
派の安倍首相は、男系男子で脈々と継承されてきた皇統を守る立場なので、元より女性天皇
や女系天皇について議論するつもりはなかったでしょう。
第一、アレアレ過ぎて表に出せなくなったお子様に、天皇の身位は重すぎて酷だと思いま
す。そのようなお子様の個性を無視して女性天皇を実現したがっているのが反日系勢力
です。これは、皇統の断絶が目的だろうと思います。反日系勢力が、日本の皇室の事に
口出しするのはどうもおかしいです。そう言えば最近は、保守派を装っている反日系勢力
がいるそうです。和装の女性グループにも気を付けましょう。
付帯決議
一、政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方のご年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方のご事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。
二、一の報告を受けた場合においては、国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、「立法府の総意」が取りまとめられるよう検討を行うものとすること。
三、政府は、本法施行に伴い元号を改める場合においては、改元に伴って国民生活に支障が生ずることがないようにするとともに、本法施行に関連するその他の各般の措置の実施に当たっては、広く国民の理解が得られるものとなるよう、万全の配慮を行うこと。
右決議する。
ーーーーーーーーここより週刊新潮の記事の転載ーーーーーーーーーーーーーーー
“愛子天皇”議論、安倍政権の本音は「先送りしたい」 80%賛成の世論を敵に回せず
国内社会週刊新潮 2020年3月5日号掲載
「愛子天皇」議論を闇に葬った安倍官邸(1/2)
天皇陛下はさる2月23日、めでたく60歳になられた。長女・愛子さまは学習院大進学が決まり、4月には秋篠宮さまの立皇嗣の礼も控えている。一方で「皇位継承の安定」に向けた議論をようやく始める安倍政権。が、その実態は、世論の大勢を葬る“愛子天皇潰し”に他ならない。
お誕生日に先立ち、陛下は21日午後、赤坂御所で恒例の記者会見に臨まれた。宮内庁担当記者が振り返る。
「御代替わり後初めての会見でもあり、今回は我々のほか、在日外国報道協会など三つの記者クラブ合同で行われました。質疑で『望ましい皇位継承のあり方』について問われた陛下は、『制度に関わる事項については、私から言及することは控えたい』とお答えになりました。昨年2月、皇太子さまとして臨まれた最後の会見でも皇室の将来像について質問が出たのですが、その際に述べられたお答えを引き継ぐ形となりました」
会見ではご家族についても話題が及び、ちょうど当日、学習院大から愛子さまの文学部日本語日本文学科の合格通知が届いたことも明かされた。
「陛下は愛子さまの将来についても『自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら将来への希望を描いていってもらえれば』と、期待を寄せられていたのでした」(同)
ところで、その愛子さまの将来にも大いに関わってくるのが、平成の代から積み残された「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」についての議論である。
「上皇さまのご退位を実現する『特例法』は2017年6月に成立しましたが、その諸課題とともに『女性宮家の創設』などにつき、すみやかに検討するよう政府に求める付帯決議が盛り込まれていました。ところが、昨年3月に国会で菅官房長官が『(議論開始は)そんなに時間を待たないで』と答弁したにもかかわらず、遅々として進まない。一連の即位の儀式が終わった秋には、ともみられていましたが、具体的に何の動きもないまま現在に至っているのです」(全国紙デスク)
安倍政権では元来、首相を筆頭に“皇室の伝統である男系男子を維持すべき”“女性宮家創設は女性・女系天皇容認への入り口となりかねない”といった考えが根強く、さる官邸関係者によれば、
「このまま何もせずにやり過ごし、次世代へと先送りしたいというのが政権の本音です。まして悠仁さまもまだ13歳。本格的な議論は数十年後で間に合うのでは、といった雰囲気が官邸では支配的なのです」
とはいえ、これまで各社の世論調査をみれば「女性天皇に賛成」と答える人がおしなべて80%に至るのが現実である。
「総理は、世論の動向にことさら神経を尖らせています。例えば昨年“年金以外に老後は2千万円必要”との試算が明るみに出て内閣支持率が下がるなど、世間の反発を受けましたが、そのことで最終的には衆参ダブル選を思い止まることにもなりました」(同)
今回も、いかに自分と正反対の意見とはいえ、
「世の8割を向こうに回すのはさすがに脅威と捉えています。かといって、妥協策として歴史上前例のある『女性天皇』に限って理解を示しても、従来の政権支持層である保守派が黙ってはいない。どちらにしても摩擦を生むのは必至で、静観を決め込むのが得策だと早々に判断したわけです」(同)
姿勢は見せる
それでも前述の付帯決議がある以上、議論は不可避である。さる10日には衆院予算委員会で菅官房長官が、
〈(4月19日からの)立皇嗣の礼の終了後に、本格的な議論を開始する〉
〈すでに事務方が有識者への聞き取りを始めている〉
などと答弁。さらに、その数日後、
〈女性・女系天皇 議論せず 政府方針 皇位継承順位 維持〉(「読売新聞」2月16日朝刊1面)
といった記事も世に出ていた。前出の全国紙デスクが言う。
「読売は昨年7月にも『皇位継承順位 維持へ』『政府 秋にも議論着手』との見出しで、独自情報を1面に載せています。今回の記事ともども政権中枢からの“リーク”とみられ、そこには『観測気球をあげて世論の動向を見よう』という、政権の思惑が透けて見えます」
今回の読売記事には、
〈政府はこれまで、非公式に学識経験者らに接触〉
〈公の場で議論を行うための有識者懇談会も設けない方向〉
などと記されていた。極めつけは、
〈女性・女系天皇を実現するための法整備は見送ることにした〉
〈性別にかかわらず(中略)長子を優先した場合、(中略)悠仁さまが天皇につけない可能性も出てくる〉
という部分である。
首相のブレーンである八木秀次・麗澤大教授が言う。
「皇位継承の議論では、結論は急がずにあくまでも論点整理に留めるというのが総理の基本的な考えです。付帯決議に盛り込まれた女性宮家創設とともに、総理の持論である『旧宮家の皇籍復帰』を併記すれば、初めて世間でオーソライズされることになる。それが総理の目指すところで、有識者会議でなく個別の聞き取りになったからといって、その目標が変わることはありません」
というのも、
「悠仁さまがおられる状況で、国論を二分するような議論を巻き起こす必要もない。実際に17年の特例法成立後も、総理は議論を始めるということにして玉虫色で収めてきました。それでも『やっています』という姿勢は見せる必要がある。だから今回の識者の聞き取りでも、過去の小泉・野田両内閣の時代のヒアリングで声を掛けていない新しい研究者など、男系派・女系派を問わず広く意見を募って“両論とも検討した”という形を整えておくはずです」(同)
新型肺炎も口実に? 世論無視で“愛子天皇潰し”を狙う安倍政権
国内社会週刊新潮 2020年3月5日号掲載
「愛子天皇」議論を闇に葬った安倍官邸(2/2)
“男系男子を維持すべき”“女性・女系天皇容認への入り口になりかねない”ことを理由に、安倍政権には女性宮家創設に反対する考えが根強い。だが、世論調査では「女性天皇に賛成」との答えが8割。ゆえに「何もせずにやり過ごし、次世代へと先送りしたいというのが政権の本音」(官邸関係者)だという。一方で、これらを検討する付帯決議がある以上、議論は避けられない。政権中枢からの“リーク”と思しき読売新聞記事には〈非公式に学識経験者らに接触〉〈有識者懇談会も設けない方向〉などと記されていた。
首相のブレーンである八木秀次・麗澤大教授によれば、
「男系派・女系派を問わず広く意見を募って“両論とも検討した”という形を整えておくはずです」
では実際に、どんなメンバーが「意見聴取」されるのだろうか。先の官邸関係者が明かすには、
「警察庁出身で、官邸で政権のかじ取りを担う杉田和博官房副長官は、年末に皇室を研究対象とする専門家の名を複数挙げ、『正月休みの間にその人たちの著書を読まなければならない』などと話していました。その著者の方々には、直接の事務を担当する『皇室典範改正準備室』から、のちのち連絡が入ることになると思われます」
所功・京都産業大名誉教授や笠原英彦・慶応大教授など、これまでの有識者会議に携わってきた碩学とともに、副長官の“読書リスト”の一人に挙げられたのは、名古屋大学大学院の河西秀哉准教授。皇位については“男女の別なく長子を優先すべき”との立場をとっており、「リベラル派にも意見を聞いた」という口実のための人選ともみられるのだが、本人に聞くと、
「現在のところ、私には何の連絡もありません」
としながら、
「世間は女性・女系支持ですが、男性・男系に強く固執する人たちもいて、対応次第では後世、何を言われるか分からない。今回、水面下のヒアリングにとどめたのも、そこに理由があるのではないでしょうか」
一方で先の八木教授によれば、「女性・女系天皇」が国民の目に触れぬまま事実上、闇に葬られようとしている理由の一つとして、
「総理は、他ならぬ天皇陛下のご意向でもあると捉えています。というのも、かつて小泉政権が女性・女系天皇を容認しようと皇室典範改正を進めていた頃、当時皇太子だった陛下が『ちょっと待ってほしい』と漏らされたと報じられました。出来得る限り男系で維持しなければ、というお気持ちが陛下にあるのは確かでしょう。そして、陛下と総理は現在、非常に良好な関係にあるのです」
新型肺炎も口実に?
確かに今上陛下まで126代、皇統が男系によって連綿と続いている事実はむろん重い。先人の築いてきた日々の積み重ねが歴史を作るのであり、長きにわたって紡がれてきたその伝統を、たとえば「戦後」という七十余年のうちに根付いた「男女同権」といった一時代の価値観のみに囚われて切り崩すようなことは、厳に慎まねばなるまい。何となれば、皇統の継承という行為は、そうした浅い歴史を超越したところで、脈々と営まれてきたからである。
それでも、8割の世論から耳を塞ぎ、秘密裏にことを進めて「愛子天皇」議論を闇に葬ろうという政権の手法は、およそ真っ当とは言い難い。そもそも何故、公開の場で堂々と意見を戦わせないのか。
2016年から開催された「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」で座長代理を務めた御厨貴・東大名誉教授が言う。
「菅官房長官が『立皇嗣の礼の後に本格的な議論に入る』と答弁しましたが、具体的に進展するとはとても思えません。本来必要なプロセスは、きちんと有識者会議を開くことであり、非公式の聞き取りを重ねても本格的な議論とは言えない。専門家は誰で何人くらい、どういった意見が上がったのかが全く不明で、これでは何もしていないのと同じです。そう答えるわけにもいかないので『内容は一切公表しませんが、聞き取りはやっています』という形にしたいのでしょう」
さらに、こう指摘する。
「安倍総理は、議論をとにかく先送りしたいのだと思います。御代替わりに伴い、皇室への国民全体の関心が高まっています。ですが、8割の世論に反対の立場をとる総理は、下手に動いて国民の支持を失うことを恐れている。むしろ、国民の注目が集まっていない時にこっそり進めてしまいたいというのが本音でしょう」
加えて目下、新型肺炎関連で政府の対応が批判を浴びていることから、
「そんな状況下で皇室の議論を持ち出しては、支持率低下に拍車が掛かりかねない。火中の栗を拾うようなまねは絶対に避けたいと考えているはずです。4月の立皇嗣の礼の頃も新型肺炎の影響は続いているかもしれず“大変な時期に皇室の話題を出すべきではない”という風潮にならないとも限らない。もっとも、総理にしてみれば肺炎騒動も『再び先送りする大義名分ができた』くらいに考えているかもしれません」
実態がどれほど伴っているのか定かでない80%という数字を必要以上に恐れ、身をかわそうというわけだ。
特集「『愛子天皇』議論を闇に葬った『安倍官邸』」より
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