スイス漆喰外壁で北欧風の家づくり ~天然素材の家づくり記録と新築後の変化~

カルクウォール塗り壁とサイディングの外観 パイン無垢床材と天然素材インテリアで薪ストーブライフ

サッシと玄関ドアを決めました。断熱と耐震性を学びます。

2012-11-30 | ブログ

屋根を決めたら、すぐに決めなくてはならないのが、窓です。

外観は輸入住宅風なので、決まっているの格子窓という事だけ。

ここで、断熱性について勉強しなければなりません。

リクシル(トステム)とYKKAPのショールームに幾度と通いました。

リクシルは合併して間もないため、同じLIXILでも旧INAX系、サッシ系、キッチン系と
ショールームが結構たくさんあります。

そこで迷うのが、樹脂サッシ、断熱ガラスの種類です。
エコ住宅を申請するのであれば自ずと決まりますが、そうでない場合は、色々悩むことになりました。

樹脂サッシ専門メーカーもありましたが、工務店の仕入れ価格が安いトステムから選択しました。
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工務店は樹脂サッシの必要性は低いという話でしたが、
家の予算やハウスメーカーのサッシ仕様はすでに樹脂サッシにシフトしているいることを考えると、いまどきアルミサッシはどうなのか?という考えに至りました。

そこで樹脂とアルミの複合サッシを選択。

内装側を樹脂にすると、木目が選べるので無垢の窓枠とフィットします。

リビング・和室を「シンフォニーウッディ」にそれ以外を樹脂サンド複合サッシの「デュオPG」としました。

玄関ドアは両開きの気に入るものがトステムに無かったため、三協立山アルミ
のN51 オールドファッション色にしました。
さらに工務店さんがさらに天然木の枠を廻してもらい重厚感をプラス!
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サッシと同時に、壁を決めます。

オーソドックスな内断熱の通気工法で建てる家なのですが、在来工法だと耐震性が気になります。そこで、パネル工法を兼用して耐震性を高めます。

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ハイベストウッドという構造用合板を耐力壁として設置して、筋交い以上の耐震性を実現するそうです。耐力壁も自然素材の「モイス」が希望だったのですが、屋根の高さが壁のサイズに対応しておらず断念。工務店お勧めの「ハイベストウッド」にしてもらいました。

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サッシがはまると家っぽくなります。(笑)

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ボーウィンドウらしくなってきました(^v^)

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構造用合板で在来工法の家は間取りが自由にできるメリットもありますが、

大きな窓が比較的自由に設置できます。

特にリビング南側は、2mのハイサッシの大開口にしました。(^^ゞ

 


瓦選び

2012-11-06 | インポート

棟上げが終わると、屋根の垂木の上に野地板と防水シートが貼られます。
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基礎工事が終わったあたりで、すぐに瓦を決めなければなりません。
同時に、窓やサッシも決めていきます。

工務店によって異なると思いますが、私たちが依頼した工務店さんは、見積もり段階で大まかな仕様は決めますが、詳細な仕様は建てながら決めていくというやり方のようです。

設計事務所に依頼すると、このような事はありませんが、工務店の営業の方いわく
「建てながら決めた方がイメージが湧きやすいので、仕様が決めやすいんですよ。しかも変更がその場で出来ますから・・・」という考えのようです。

このやり方の場合、自分である程度勉強しておかないとイメージがつきにくいのが盲点。

希望どおりにできるということは、希望の仕様を固めておかないと、イメージ変更できません。

なので、建てたいイメージを決めたら関連する資材や施工例を日々勉強しました。

瓦は、↓に決めました。
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三州野安株式会社 S字瓦 シャドーダーク


工務店さんの勧めで、陶器の瓦が絶対お勧めです!ということでした。
欧風住宅デザインなので、洋瓦とは決めていたのですが、瓦も色々あるもんです。

まず、屋根の素材です。
震災以降よく使われるのが、ガルバニウム鋼板の屋根や、アスファルトシングルの屋根です。
屋根が軽くなるのが特長ですが、実績で長持ちするのは、やはり陶器瓦だそうです。

もちろん、重いのが欠点ですが、イニシャルコストと相応の構造を設計すれば一番優れているという話でした。
洋瓦でも、コストダウンのためにセメント瓦が最近多いのですが、これはアスファルトシングル材と同様の耐久度とか・・・

瓦メーカーは三州瓦で有名な産地である愛知県に多く、洋瓦のデザインも豊富にあります。
陶器瓦は、釉薬のためにベタっとした感じがあり、希望の風合いではないため、耐久性は少々落ちますが、上記の素焼瓦にしました。
丸栄陶業㈱の1色のものと最後まで迷いました。
結果、ちょっと赤みが強すぎた感もありますが、天気と角度で色が変わり面白い瓦で変化があり良かったです。

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棟上げ!

2012-11-04 | ブログ

いよいよ棟上げの日がやって来ました。\(^o^)/

生憎の天気ですが、テキパキと段取り良く柱が建てられあっという間に屋根が建てられていきます。

このクレーンさばきと金槌の音が響くのは、素晴らしい風景です。
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この家は屋根が複雑なので、かなり厳しい作業を想定しているとのことです。
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たった1日で屋根を組み立てるというのは、見ているだけでも凄いことです。
素晴らしい技術をもった大工さん達が建てているのを見ると今後も安心できます。

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棟上げは大工さんが8人くらい来ましたが、その後は一人でコツコツと作るそうです。

え?一人で!と思いましたが、一人じゃないと、仕事に熱が入らない棟梁さんもいらっしゃるらしく、責任もって作られるそうです。
棟上げ前には、サッシと瓦を決めます。
特に、窓は特に悩みました。断熱性をもっとも勉強する時期かもしれません。(笑)


一番大事な基礎工事デス。

2012-11-01 | ブログ

基礎工事が始まりました。
ベタ基礎で施工します。

地形工事のあとに防湿シートが貼られ、鉄筋が貼りめぐらされます。
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基礎だけの広さを見ると意外と狭く見えます。

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15mm間隔の鉄筋は 最近の住宅基礎では普通のようです。
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立ち上がりの型枠にコンクリートが流し込まれます。
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数日後、もう型枠が外されていました。早!

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基礎の上に土台が敷かれます。

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基礎コンクリートと土台の間には、基礎パッキンという
通風させるための穴がある、樹脂性のものがはさんであります。

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土台と床束の上に大引きが設置されます。
その上に根太が等間隔に渡されます。

11月に入り、

上棟を前に、屋根が複雑なために、1日で終わらない可能性があるため、
柱を立てておきます。とのことでした。なんか遺跡で儀式が始まるような雰囲気・・・

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今はこんなに天気が良いのに、上棟は雨の予報です。(残念)