スイス漆喰外壁で北欧風の家づくり ~天然素材の家づくり記録と新築後の変化~

カルクウォール塗り壁とサイディングの外観 パイン無垢床材と天然素材インテリアで薪ストーブライフ

薪ストーブのサイズ

2016-12-18 | すまい・インテリア

薪ストーブは、コーナーに置くより部屋の真ん中に置いたほうが、部屋が暖まりやすいと言われています。

そうは言われても、なかなか真ん中にストーブを置くのは、現実的には難しいと思います。

ストーブを使わない夏に真ん中に無駄なものが鎮座するのは、スペースに余裕がないと置けませんね。

うちは、LDKが約28帖くらいありますが、その一番端の角にあります。

上の写真ですと、左側の奥です。

さすがに、撮影場所まで暖まるのは時間がかかります。

しかし、それはこのカウンターの上がロフトになっており、暖気が上に溜まってしまうかららしいです。

ゆえに、ロフトの床面に通気口を開けとけばよかったのですが、後で薪ストーブの特性を知ったので、後の祭りです。(笑)

そこで、薪ストーブを大きくすれば良いのでは?と思い、煙突掃除の相談のついでに、薪ストーブの適度なサイズに聞きました。

すると意外な説明が・・・

うちの薪ストーブはヨツールF400です。

これ以上、大きいのでもよいですが、

1、九州の温度ならこのくらいで十分。

2、これ以上大きいと薪の燃焼スピードが速く大きな薪が必要。

3、燃焼エネルギーが大きいと薪の量も沢山必要。

4、暖かさは、ストーブの大きさはあまり関係ない。大きなほうが暖まるスピードは多少早い。

5、もちろん大きくなればストーブの価格も高くなる。

6、F500は横から薪を入れられるが、実際一番良い薪は40㎝~50㎝。これを入れるのは正面の扉からが安全。

ということで、既存のF400で十分ということが分かりました。

とすれば、このカウンターの上に通気口をロフトの床に貫通させることが有効なのでしょうが、まだ床に穴をあける勇気がありません。(笑)

じつは、ボーウインドウのあるこの場所も暖まりにくいのです。天井が低いからでしょうか?

贅沢な悩みだと思われるでしょうが、キッチンに立つ嫁さんは、ストーブの暖かさの恩恵が少ないらしく深刻なのです。

意外とキッチンの向こう側のこのカウンターのほうが暖かいです。

キッチンは、この赤のラインが入った照明が暖かいイメージを作ってくれます。

スイス漆喰のおかげなのか、断熱は良いので暖まったあとは、長い間暖かいです。

トイレに行くには、左側の大きな木の引き戸を開けて、廊下に出ますが、その温度差は大きいので

ヒートショックには気を付けないといけませんね。

この画像は、うちのLDKの全景です。

パイン無垢床材、タイルカウンター、漆喰塗り壁、薪ストーブ、ボーウインドウ、ロフトなど全てが盛り込まれています。

ちなみに椅子はパイン無垢材で、カウンターとダイニングの天板は6㎝厚のレッドパインです。高さを揃えていて

カウンターの横にくっつけるとカウンターと合わせて7人で座れます。

年末の大掃除では、床を拭き掃除して、リボスオイルの塗り直しとカルクウォールコーナー欠け部を直したいと思います。

 

 


クリスマス装飾をしました!パイン材フローリングやウッドデッキの木材経年変化

2016-12-11 | すまい・インテリア

玄関のクリスマスのリースとともに、クリスマス装飾にしました。

廊下にもツリーを置き、ニッチの小物も替えました。

ガラスブロックの窓枠も塗り壁なので、雰囲気でますね。

一方、今回は和室の床の間にも冬の盛物を飾ってみました。

冬至の盛り物をクリスマスの雰囲気も交えて、日本の室礼にちょっとプラス!

これは、日本伝統文化講座でもらってきた教材です。

ウッドデッキの木材は経年変化が想像以上に早いです。すでに3年目ではありますので、塗り直しが必要でしょうか・・・

ロフトのフローリングや廊下のフローリングもリボスオイルの色が濃くなっています。

 

リビングは、逆に色が退色してきた気がします。

素焼きS字瓦は、まだ大丈夫のようです。

瓦は、葺き替えを10年後程度に考えなければならないらしいのですが、サイディングのこの微妙な風合いを残して、塗装はできるのでしょうか?よく見かけるのが、一律にべったり塗っている再塗装工事ですが、それはやめたいところです。