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久々にお薦めしたいと思えるCDが見つかりました。このあまりにもインパクトのあり過ぎるジャケット写真は、BONERAMA(ボノラマ)というニューオリンズのブラス・ファンク・ロックバンド。トロンボーン5人、スーザフォン、ギター、ドラムという編成。ダーティー・ダズン・ブラス・バンドやリバース・ブラス・バンドのようなニューオリンズスタイルのブラスバンドとはまた違った独自のスタイルのバンド。トロンボーン5人がぶりぶり吹きまくり、男気溢れる超重量級どファンク!まさに「突撃トロンボーン隊」であります。
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上の裸の写真は裏ジェケットで、こちらが表です。2001年リリースのライブ盤(輸入盤)。
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こちらが、先頃リリースされた日本盤ブリンギング・イット・ホーム
基本的には伝統的なニューオリンズ・ブラス・バンドのスタイルを踏襲しつつも、70年代ロック、ファンクの影響を強く感じさせる今までのニューオリンズの歴史にはない異色のバンドといえます。トロンボーン4人の炸裂しまくった音も凄いのですが、それ以上にグルーヴ感溢れるスーザフォンのプレイが本当に凄い。一瞬エレキベースと聴き違える瞬間もあるほど。これは一聴の価値あり。
この日本盤リリースにより、来日の期待も膨らむところ。酸欠ライブになるのは必至。