実はストークNY7Cは3週間前にDCTV処理から返ってきたのですが、DCTV処理後に初めて吹いた時はあまりの変化に正直ビックリしました。音色、響き、吹奏感が今までのNY7Cとはまるで別物に変わってしまい、これは失敗したかなぁ~と1週間くらいはちょっとショックで落ち込みました。なにせ一番のお気に入りのマウスピースだったので、取り返しのつかない事をしてしまったのかと。。。ストークNY7Cは3本所有しているのですが、その中でも一番音色が素晴らしいマウスピースでしたので。
と、最初はDCTV処理をしなければよかったと後悔していたのですが、DCTV処理後は音色は濃厚で密度が濃いし、音も明るく力強く太くなったので、あとは自分自身の感覚の慣れなのではないかと思い、しばらく使ってみたところ、3週間経過した今ではすっかり身体の方もDCTV処理後の感覚に慣れ、吹奏感の違和感も無くなりました。とにかくDCTV処理後の音の太さは凄いですね。DCTV処理を施してない他のNY7Cを吹くと、とても音が軽く薄く感じます。DCTV処理後は金属全てが音エネルギーに変換され、音の塊が楽器のベルから出ていく感覚があります。その分、慣れないうちは唇にも何か金属の塊のような抵抗感を感じるのですが、2~3週間吹いていると慣れてきます。
まぁ、とにかくDCTV処理による金属変化は本当に凄いですね。金属の振動効率が極限まで高くなるようです。振動効率が高くなるということは、薄い音が濃くなるということですね。もう本当に「濃いィ~!」て感じです。マウスピースだけでこれだけ音が濃厚になるのですから、楽器全体にDCTV処理を施したら恐ろしいことになりそうです。
DCTV処理済みのマウスピースはトランペットステーションでも取り扱いを開始されたそうですので、興味のある方は是非どうぞ。
DCTV処理については、もちろん僕の方に相談していただいても良いですよ。
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