今日も左顔面の調子はとても良いのですが、反対に正常な右顔面に強い違和感があります。これは明らかにこの2ヶ月間の右顔面への負担による筋肉、神経疲労ですね。そうでなくても右利きの僕は、腕以外にも利き足も右足、目も右目の方が利き目になる傾向がありますし、食事も右奥歯で噛む癖があります。利き耳もどちらかといえば右耳かもしれません。更に30年以上トロンボーンを演奏してきて、スライド操作のために右腕を酷使して来ました。そのため右肩の方が筋肉が硬く盛り上がっています。何十年も右半身中心の生活をしてきたため、左右の身体のバランスも非常に悪くなって来ていると思います。肩が凝る時も必ず右肩で、左肩は全く凝りません。このことからも右半身への負担が大きいことがわかります。
ただ、コンピュータのマウス操作だけは何故が左手なんです。僕は左マウスの方が使いやすく、右マウスはもの凄い違和感があり使いにくいです。右半身中心の生活の中で、左マウスだけは唯一の救い(?)。
身体の左右のイメージとしては、右半身「動」に対して左半身は「静」、右半身「暖」に対して左半身は「冷」、のような感覚があります。当然右半身の筋肉の方が太く強く、左半身の筋肉は細く弱いです。顔面麻痺の発症が左顔面だったのも、左半身の神経、筋肉が弱いということも関係があるのかもしれません。
しかし誰でも利き腕、利き足というのはあり、左右どちらもバランス良く使える人はまずいませんから、みんな身体の左右のバランスはどちらかに偏っているはずです。右顔面の疲労感、違和感を感じるようになってから身体の左右のバランスについて強く意識するようになり、利き腕でない方も積極的に使うようにして、左右のバランスを取る必要があるな、と思いました。
そこで昨日から少しずつ実践しようと思い、まず食事の時の箸を左手に変えてみました。実は大学生の時に右手を怪我して3ヶ月位左手で箸を使っていたことがあるので、その経験もありそれ程苦労はしません。昨日、今日と左手で箸を使ってみると、神経経路が違うためか、食事の間は右顔面の違和感が無く、とても気分が楽です。
(ちなみに、利き腕の反対で箸を使うと早食い防止にもなり、ダイエット効果もありますよ。)
やはり意識的に左半身を使うことは、右顔面の違和感の低減に効果がありそうです。ですが、さすがに左手で字を書くことは無理です。まあ、メールのやり取りがほとんどで、日常的に字を書くということ自体無いので関係ないですね。
ということは、トロンボーンのスライドも左手で操作すれば、右顔面の違和感低減に効果があるのか?と一瞬思いましたが、さすがに自分の音の聴こえ方に違和感を覚えそうですし、まともな演奏は出来ないので、トロンボーンは今までどおり右利きで良さそうです。
でもダルビッシュ投手が登板翌日に左投げで身体のバランスを取っている姿をみると、時々はトロンボーンも左利きにしてバランスを取ってみるのも良いかもしれませんね。F管の無いテナーなら左右どちらでも演奏できますしね。
今日は身体の左右バランスについて考察してみました。
今日のお仕事は、先日録音、ミックスした演歌の第2弾の録音。今回もディレクションから録音、ミックス、マスタリングまで全ておまかせのお仕事です。録音の後はマスタリングを19曲!ただ聴いているだけでも大変です。
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