医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

いつまで??

2015-11-24 10:45:12 | 日記
おはようございます。
2015年の終わりも着実に近づき、たくさんのイベントが待っていますね。
いくつになっても、クリスマスってなんだかワクワクします。私だけですかね?

今日は、お子様が小さい時にはかかせない保護者の方による「仕上げ磨き」のお話。

ある調査によると、10歳までは歯を隅々まで磨く手指の機能発達が遂げられないという
データがあります。仕上げ磨きの役割は6歳臼歯(前から6番目の永久歯)
が生えてきたらしっかり磨く、前歯から順に生え変わりが進んで来たら
歯肉炎予防のために歯肉磨きを行う等、磨き残しが出やすい部分を中心に
まさにお子様が行った歯磨きの「仕上げ」なんです。

しかし、10歳を過ぎれば歯磨きが完璧になるというわけではないですし
保護者の方でも、常に完璧に仕上げ磨きを行うのは無理があると思います。
そこで私たちがお手伝いできるのは、定期的な検診による、歯の健康の管理と健康のための指導です。
お困りのこと、心配な事があればいつでもご相談ください。
お子様の歯の健康を責任もって対応できるのが歯医者さんであり
そんなかかりつけ医を見つけ、味方にしてください。

ちなみに、「仕上げ磨きはいつまでやるの」というご質問をよく頂きます。
何歳までと断言するのは非常に難しいです。小学校低学年くらいであれば
仕上げ磨きは必需と言えるくらい、本人だけの歯磨きでは不安が残ります。
しかし小学校中学年・高学年になり、本人が仕上げ磨きを嫌がればその時は
止めてください。もちろん、保護者の方が心配になるのも理解できます。
その時には、「心配だから、定期的に検診に行こうね」と一緒に行きましょう。

困ったらかかりつけの歯医者さんにまず相談!!
1つずつ解決していきましょうね