医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

その食べ方、肥満を作りますよ

2015-11-17 08:41:44 | 日記
おはようございます。
今日は前回の続きです。
少しでも意識をすることが、健康への第一歩です。
さあ、普段の食生活を照らし合わせてみましょう。

①100%天然果汁(濃縮還元)の市販のジュースをよく飲む
→果物だから身体にいい!と思いがち(?)ですが、味を調整するために
ほとんどの製品に砂糖が添加されています。
スポーツドリンク・アミノ酸飲料・飲むヨーグルトも同じです。
飲みすぎ注意です(・・;)

②夕食後のデザートは果物
→寝る前の果糖は、速やかに中性脂肪に合成されます。
果物を食べるなら朝がお勧め!!

③朝ごはんを抜く(朝はおなかが空かない)
→食事と食事の時間が空くほど、身体は脂肪を貯め込もうとします。
夜ごはんを食べ過ぎていると朝ごはんを美味しく食べられません。
夜ごはん、食べ過ぎたりしていませんか?

④肉は太る・・・、卵はコレステロールが心配で・・・食べないという方
→肉類や卵は優秀なタンパク質です。いくら摂取カロリーを減らしても
タンパク質不足から基礎代謝が落ち、リバウンドにつながります。
結局太りやすい身体になってしまいます。

いかがでしょうか?
特に④に関しては、あてはまる方が多くいらっしゃるのではないかと思います。
体重を減らすために、と言って「食べない」のは身体にとってよくありません。
「栄養」の面から見ると、肥満を予防・解消し、健康的な身体を作るためには
適切な量をバランスよく食べることが大切です。
ぜひ、この記事を読んでいただいた皆さんには、少しずつでも
気にして頂けたら嬉しいです。

*日常的に運動(体を動かす)を取り入れることも身体にとって良いことです。
個人的にはこちらも頑張らなくては・・・と、思っております。(;O;)

それでは今日も1日頑張りましょう!

あらゆる病気の源

2015-11-12 09:02:27 | 日記
おはようございます。
今日はタイトルにもあるように、あらゆる病気の源となる
「肥満」についてのお話を2回にわけてしていきたいと思います。

普段の間違った食生活や運動不足・ストレスが原因となり
脂肪の代謝が低下することで脂肪が蓄積してしまい「肥満」になってしまいます。
そしてこの肥満が原因で、動脈硬化・糖尿病・高血圧等の病気を発症します。
更にそれらの病気が脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。

肥満の元、脂肪は糖質(炭水化物)の摂り過ぎによって作られます。
皆さん、最近の食生活を振り返ってみてください。
糖質の多い食材に偏っていませんか?甘いものばかりが糖質ではありません。
麺類やパン・お米ももちろん糖質ですよ。

肥満にならない、肥満解消するためには
一度食生活を見直すことが大切です。
先ほど例に挙げたような糖質類を全く食べないのは無理がありますよね。
なにも、食べるなというわけではなく、「バランスよく食べる・食べ方に気を付ける」
という事です。少しの注意が健康への第一歩になります。
(*日常的な運動や体調管理等その他に必要な事もあります。)

次回は食べ方のワンポイントをお話致します。
少しでも皆さんの健康のお手伝いになりますように・・・(^^)v

それ、「鉄欠乏性貧血」が原因かも

2015-11-10 10:39:56 | 日記
おはようございます。天気が不安定な週末でしたね。
体調はいかがでしょうか?
今日は「貧血」と「栄養素」をテーマにお話を・・・

まずはご自身の体調チェックです。
・落ち込みやすい・イライラする・集中力低下・肌荒れやニキビ・冷え性・月経不順
・疲れやすい・めまいや頭痛・動悸や息切れ・抜け毛が多い

上記のような症状が気になることがありますか?
それは鉄欠乏性貧血が原因かもしれません。

よく耳にする「貧血」とは、血液中の赤血球や赤血球中のヘモグロビンが減少した状態を言います。
鉄が欠乏してヘモグロビンの合成が障害されて起こる鉄欠乏性貧血
ビタミンB12や葉酸欠乏により起こる大球性貧血、赤血球が壊れることにより起こる溶血性貧血
基礎疾患が原因で起こる二次性貧血、など一言で貧血と言ってもいろいろあります。
この中で鉄欠乏性貧血は貧血の中でも60~70%を占め、最も高頻度に見られます。

不足した鉄を補うためには、食品やサプリメントによる補給が必要です。
ここで注意する必要があるのは「非ヘム鉄かヘム鉄か」という点です。
植物性食品(ほうれん草や小松菜・ひじき等)に含まれている鉄はすべて非ヘム鉄で
特徴は食物繊維やタンニンなどにより吸収障害を受けてしまいます。また吸収率も5%以下とかなり低いです。
反対にヘム鉄は主に動物性食品(赤身の肉や魚等)に含まれ、飲食物による吸収障害を受けません。
吸収率も10~30%と、非ヘム鉄の5~6倍高いため効率よく補給することが出来ます。
(*ちなみに鉄剤の鉄は非ヘム鉄のため、吸収が悪くさらに胃の粘膜を刺激するため胃腸障害を引き起こす可能性があります。)

鉄欠乏性貧血の改善に必要な栄養素は鉄以外にもたんぱく質やビタミン
その他ミネラルも欠かせません。
普段の食生活では補えない部分はサプリメントに手伝ってもらうのも一つの方法です。
(当院で取り扱っている鉄のサプリメントはヘム鉄を使用しております。)
気になった方はお話だけでもどうぞ!(^^)!
*栄養解析(血液検査)も行っております。詳しくは当院HPをご覧ください。

よく噛んで食べよう

2015-11-06 09:46:34 | 日記
おはようございます。
葉っぱが色づいてきたと思ったら
早くも半分ほどがすでに散ってしまいました。
秋って短いですね・・・
皆さん、冬支度は万全でしょうか??

さて、前回は「30回以上噛んで食べる」というお話を少ししました。
唾液の効果により消化がよくなる、という事覚えてますか?
今回はその唾液のお話です。

唾液は噛めばかむほど盛んに分泌されます。
そのためよく噛んで食べると消化に良い、と言われるんですね。
他にも、外から入ってきた有害な細菌をやっつける殺菌力や
発がん物質を抑制する効果も知られているんです!!
昔は転んでけがをしたりすると
「つばつけときゃ治る!」
なんて言っていたのも、あながち間違いじゃないですね。

また、歯自体にも再石灰化という効果があります。
私たち人間が食べ物(主に糖、炭水化物)を食べると口腔内の細菌はこれを代謝することで酸を生産します。
この酸がエナメル質を 溶かしてしまいます(脱灰)。
これが進むと虫歯になってしまいます。
しかし唾液には口腔内の酸を中和し正常な状態に戻すはたらきがあります。
正常な状態に戻れば脱灰は止まり、逆に修復が始まります。

ストレスや不規則な食生活により、唾液の分泌量が低下してしまいます。
お口の中の健康のためにも、全身の健康管理が大切です(^^)v

11月に突入

2015-11-04 09:17:13 | 日記
おはようございます。
今年も残り後2か月を切りました。
早いもので2015年も終わってしまいますね!
やり残したことを1つずつ片づけて
すっきりした気持ちで新年を迎えたいと思います。

年末年始と言えば、美味しいものを食べたり、家でゆっくりしたり
気が付くと「あれ、体重計に見たことない数字が・・・」
なんて経験ございませんか??
そんなあなたに、歯科学的に考えた効果的なダイエット法を1つ。

ずばり「1口30回以上噛んで食べる」という事です。
当たり前のようですが、よく噛むことで唾液が出て消化が良くなり
噛んだ回数だけ大脳に「食べた!」という信号が送られ早く満腹になります。
これを続けると本当に食事量が減ってきます。
とは言え、現代食は軟らかすぎたり水分豊富なものが多く30回噛むのは難しいです。
これを機会に、普段の食生活を見直し、歯ごたえのある食品を積極的に取り入れてみましょう。
家族みんなで健康的な食生活を送ることが出来ますね(*^^)v