プリティウーマンのミュージカル

映画が大ヒットしたのは1990年。何と!今から34年も前ですね…。

ハリウッドでウロウロしていた貧乏娼婦と大金持ちのビジネスマンが恋に陥るという現代版シンデレラ物語です。女性目線では「ロマンチックで素敵」だったのでしょう。ビジネスマンの目線で見ると、どこの馬の骨かわからない娼婦の潜在的な魅力的を一目で見抜き、先行投資し、そして見事に開花させた敏腕投資家の成功物語でした。

さてそのミュージカル版が数年前ブロードウェイで開幕し、今回初来日したわけです。私はたまたま直前に良席チケットを破格で見つけたので行ってきました。


(撮影許可があるシーンです。)

ストーリーは原作にに忠実、映画の中の名シーン、数々の名セリフも再現されていました。私が大好きなセリフも7、8割くらいは網羅されていました。当時、英語らしい面白い表現を聞いて辞書を引きながら楽しだ記憶があります。

もちろんミュージカルなので原作にはなかったダンスシーン、ノリノリの新しい曲も盛りだくさんで、超ハッピーな気分にさせられました。

なぜか本番ではこのミュージカル版がイマイチ大ヒットしなかったそうですが、ワタシ的には大満足です。

また是非観に行きたいところです。






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ブロードウェイミュージカル「Hamilton」

ニューヨーク滞在の最終日に人気ブロードウェイミュージカル「Hamilton」の安いチケットがたまたま手に入ったので、行ってきました。



アメリカ建国時に活躍したアレキサンダーハミルトンを描いた物語です。建国時代の様子がリアルに表現されています。その当時、実際には白人ばかりだったのですが、ミュージカルではあえて黒人やアジア人なども入れることにより現代的な多様性をアピールしたことが好評だったそうです。音楽もヒップポップが多く使われていました。常識にとらわれず、大半の人が持つ建国時代のイメージを大きく覆すのは見事です。

一方、米国で育った人にとっては恐らく常識的とも言える歴史的な出来事、人物、時代背景などをちゃんと理解していないと、話には付いていけません。逆に海外から日本に来た人が日本の歴史を全く知らないで坂本龍馬のドラマを見ても面白さがわからないのと同じです。

私も次回このミュージカルを観る時は、もう少し勉強しておいた方がよさそうですね。

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Robert Glasper

久々にニューヨークの老舗ジャズクラブ「Blue Note」に行ってきました。今回はRobert Glasperというジャズピアニストのライブです。グラミー賞を2回受賞&ノミネート3回という、まだ45歳ながらも世界的なレベルの演奏家です。日本にも来ているようです。

この場所はコロナ前と何も変わりませんね。超狭く、超密です。まあ変えようがないのでしょう。

今回は30年前に他界した伝説のジャズドラマー「Art Blakey」に捧げるというのがテーマでした。そして演奏前に1人1人を紹介する際、ドラマーには、「今日はお前がBlakeyの代役だぞ。一番プレッシャーだな。ハハハ...!」なんてジョークを言っていたので、このドラムの人は初心者なのかな...なんて思わせておきながら、演奏が始まると同時に、会場が驚き一色になりました。

超・超上手なのです。

若い人ですが、恐らく既に米国トップクラスでしょう。もしかすると世界的なレベルなのかも知れません。

こんなサプライズが日常的に起こるのもニューヨークの魅力です。

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ウィーンプレミアムコンサート

オーケストラでは世界最高峰の1つであるウィーンフィルの主要メンバーと欧州を代表する演奏家たちで特別編成される「ドリームチーム」があり、それが日本で演奏するという、文字通りプレミアムなミニオーケストラのコンサートに行ってきました。

トヨタが全面的にスポンサーになって、過去20回開催されているものです。私は数回前に招待券をいただき初めて行きました。それ以来すっかり気に入ってしまい何度か行き、その後も毎年行こうとしていたのですが...4年前からコロナで中止になってしまたため、今回は実に4年越しでの実現だったのです。今年こそは何が何でも行きたかったので、予約開始と同時にチケットを購入しました。(しかもトヨタスポンサーのおかげでこのレベルのコンサートにしてはチケットがあり得ないくらい破格なのも魅力です。トヨタ様様です。ありがとう!)

さて。
私が今回特に楽しみにしていたのは、ウィーンフィル首席のバイオリン奏者であるフォルクヘルトシュトイデさんと欧州のトップオーボエ奏者であるベルンハルトハインリヒスさんのソロによるバッハの演奏です。ホント期待通り、始まって数分くらいで涙がでて体が震えるくるくらいに感動しました。この世のものとは思えないくらい美しい音色、速いテンポで寸分の狂いもない演奏は、やはり世界トップだと痛感します。私がこれまで耳にしたバイオリン&オーボエソロの中でナンバーワンだったと思います。4年間待っていただけあり、感動ひとしおです。

今後途切れることなく、毎年続けていただきたい素晴らしいコンサートでした。

 

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ニューヨークフィルハーモニック

これも3年間、待ち望んでいたことです。

世界的な名門オーケストラの1つであるNew York Philharmonicの演奏会に行ってきました。

前回は2019年の秋、ちょうどコロナが始まる直前に行って、それはそれは感動したのでした。その時にメルアドを登録してあったため、そのあとは月に数回DMが送られてきました。コロナが始まりすべてが停止している中でも一生懸命に自宅やWEBで練習している風景や寄付の依頼、今後のことなどが伝えられていたため、私も(心の中で)応援しつつ、ずっと行きたかったのです。

やっと実現し、感無量です。

今回の指揮者は偶然にも前回と同じフランス出身のStéphane Denèveさん。50歳なので指揮者としては若い方でしょう。曲はRavelが中心でした。

非常に複雑なRavelの曲を寸分の狂いもなく見事にまとめ上げ、ダイナミックに締めくくってくれました。さすがです。

また次回が楽しみです。

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ミュージカルの復活に感激

超久々にミュージカルを観てきました!もちろんコロナ以来、初めてです。

私が大好きな大ヒットのロンドン・ウェストエンドミュージカル「Singin' in the Rain (雨に唄えば)」です。しかも本場ロンドンからきているキャストでの公演です。

(撮影許可が出ているシーンです。)

2017年に渋谷で初めて鑑賞して、「絶対にまた行く!」と誓い、そして2020年夏のチケットを苦労して取ってすごい楽しみにしていたのに...コロナで中止になってしまい、もう二度と無いとあきらめていたのです。しかし、ついに昨年夏に新スケジュールが発表され、かなり頑張ってチケットを入手して、「コロナ騒動も収まってきたし、今度は大丈夫だろう...」と信じて超楽しみにしていたところ、まさかの第6波で、1月の公演はすべてキャンセル。このままでは2月も絶望的だと思って、あきらめていました。

が、しかし!
ギリギリになって2月の公演決行とのメールがあり、びっくりしました。まだ厳しい入国規制がある中、一体どうやって実現するのでしょう?いや、実際に劇場に行って幕が開くまで信じられませんでした。

そして幕が開き、本場のキャストたちのショーが始まり...メインのシーンになった時、もう感激して、涙がでてきました。

本当に来てくれたのです。
本当に実現してくれたのです。

ブロードウェイでもロンドンでもミュージカルは何回も観て何回も感動していますが、こんなに感動したことはかつてありません。やはり今回の公演を実現するためには、キャストや関係者の莫大な苦労があったようです。想像もつかないくらい大変だったと思います。

実現してくれたキャスト、関係者の皆さんに、心から感謝します。

ありがとう!

#ミュージカル #ブロードウェイ #ウェストエンド #Singin'intherain  #雨に唄えば #シアターオーブ #アダムクーパー #adamcooper

 

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Duran Duran - Ordinary World

デュラン・デュラン。言わずと知れた80年代を代表するバンドの一つです。当時は彼らの曲がとっても「なう」で「ミーハー」でした。

高校生だった私は(自称)硬派でした。なので、こういうタイプの曲を全面的に否定し、一切受け入れませんでした。それどころか、こういう曲を好んで聞いている連中をバカにしたものでした。

月日は流れ...。
社会人になってちょっぴり大人になったのか、柔軟になり、少し前まで毛嫌いしていた類の曲をかろうじて受け入れるようになった気がします。そんな時に大ヒットしていたのがこの「オーディナリーワールド」です。

まあ音楽的には今でも好きになれないものの、久々に聞くとその当時の自分を思い出し、曲に重ねてしまいます。

こんな楽しみ方もたまには良いものです。

 

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災害と芸術活動

日本の某大企業がスポンサーとなって欧州の著名クラシック演奏家たちを集めて日本で毎年開かれているミニ・オーケストラコンサートが、新型コロナウィルスの影響で今年は中止になったそうです。

私も楽しみにしていたコンサートなので、とても残念です。

で、その話を聞いたときに、「まあ、欧州から見れば日本も中国も同じだし、来たくないのは仕方ないのだろう。」と思ったのですが、実は、中止を決めたのは欧州の演奏家ではなく、スポンサーである日本の大企業だそうです。

そして、なんと!
来日予定だった1人で世界的に有名なバイオリニストである某氏は、「こんな時こそ、自分たちの音楽で日本を元気にしたい!」とスポンサー企業の社長さんを直接説得しようとしたそうです。

カッコいいですよね...。素敵です。

そういえば、東日本大震災の直後に多くのアーチストが来日公演をキャンセルした中、レディガガさんは、「こんな時こそ、自分の歌を!」と言ってあえて来日し、、東北で無料コンサートを行ったそうです。

災害時に多くの文化活動、芸術活動までもが止まってしまうのは、残念でなりません。

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〆はN響の第九

今年は素晴らしい音楽に恵まれた年でした。

ロックでは長年のあこがれだったU2のライブを初めて見ることができたし、クラシックではニューヨークフィル、ベルリンフィルという世界トップレベルのオーケストラを二つも聴く機会に恵まれました。しかもベルリンフィルは巨匠・ズービンメータによるブルックナー8番という、もうこれ以上のものは世界でも考えられないというくらいの組み合わせを満喫しました。コンサートホールで曲を鑑賞しながら、「あっ。ここに神様がいる。」と、なぜか考えてしまったことを思い出します。それほど素晴らしいものでした。

で、その素晴らしい1年のシメは...。

迷ったあげく、原点回帰。
結局、日本らしく、N響の第九なんですよね~。

今年の指揮者はシモーネヤングという、ちょっと個性的な女性指揮者。いつもとはちょっと違う演奏と雰囲気を楽しませてくれました。

以前にも書きましたが、第九は聴力を失いどん底にいるベートーベンが、暗闇の中に一抹の光を見出し、最後は歓喜につながる...という末広がりの曲で、何とも日本の年末年始に合っていると思うのです。

来年も更にいい一年がくる予感がします。

 

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U2 Joshua Tree Tour 2019

つ、ついに、長年のあこがれだったU2のライブに行ってきました!

これは、昨日撮ったポスター。これの巨大版が半年ほど前に渋谷に貼ってあったのを見て、絶対に行こうと決めたのでした。そして先行予約の抽選に応募して、当たって...ついに昨日行ってきました。

 

U2は私が大学生の頃、超ヒットしましたね。日本だけでなく、海外に行ってもあちこちで仲良くなった人と話題にした覚えがあります。20年くらい前、ハワイでも現地のダイビング仲間と「ホノルルライブに行こう!」という話になったこともありました。結局ボツになりましたが。

もう30年以上にも渡り、ずっと聴いています。今でも車の中やトレーニング中などの私の定番です。

いい場所が取れたので、かなり間近で見ることが出来ました。世界的、いや、ホントに世界一の大スターでしょう。それが10-30mくらいの距離にいたのだから、もう感激、感激です。

サプライズで「U2ラジオ」というのが発表されました。詳細は不明です。

ほぼ全曲、昔からの定番ばかりだったので、25曲全部知っているものでした。大学生の頃に聞いた曲は、まるまる歌詞を暗記しているものだってあります。(学生の頃、一体何やっていたんだろう...。他にも覚えなきゃいけないことは沢山あったのに。)

で、昨夜は一緒になって思いっきり歌ってしまいました。

会場では私はもう半狂乱だったのでよく分かりませんでしたが、まる一日たった今、改めて感動を思い出し、余韻を楽しんでいます。多分1週間は頭から離れないでしょう。

いや...1週間どころではありませんね。
生涯忘れることができないくらい素晴らしいライブでした。

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