私が手術したのは 化膿性肉芽腫
毛細血管が異常増殖して周りの組織が腫れ、皮膚の表面に傷が出来たりすると真皮のバリアを崩しソコを出口にするかのように盛り上がり血マメみたいに出てきたものだったの。
「心配無いとは思いますが悪性黒色腫だったりすると恐いから念のため病理検査をしましょうね」ということで、結果は良性だったから安心したんだけど・・・
2度目の病室は皆が悪性黒色腫の患者さんで、「よろしくお願いします」と入室したとたん「あなたは何処に出来たの?」と聞かれて「違うんです!」とも言いずらい雰囲気で・・・
形成は私だけで皮膚科の人ばかり・・・
それぞれ背中・後頭部・かかと・太ももの裏でホクロがあることすら知らずにいたら突然の痛みや出血で皮膚科受診し、手術となったんだって。
皆が「家族じゃなくて私で良かった!分かって良かったし治してもらう!」と前向きで明るかったけど そう言えるまでの心情を思うと「私は違うの!!」なんて言いづらくて有耶無耶なままで退院したの。
前回の病室は聞いた事のない皮膚ガンの患者さん達で「外泊許可で家に帰っても気を使われてるのも辛いし、病院の方が仲間と頑張ろうって思えるから居心地よくなっちゃったよ。退院までは帰らないワ」という会話に複雑だったし・・・。
でね、先日の外来で抜糸しながら先生「念のためとはいえ、大袈裟な入院や手術になってごめんなさいね。気持ちが大変だったでしょ?」と言われちゃって
そして私の弱っちい性格お見通しらしく
「ホクロ気にしてるでしょ?どこが1番気になってまっす?」と言われ
「じつは鼻の横のコレが最近できたから・・・」と言うと
「それはホクロです!黒色腫は左右対称のようにハッキリした形状じゃなく、境界線のない物で、色も濃淡があったりしてるんですよ」との事でした。
いずれにしてもホクロから出血したり、急に大きくなったり変化が見られる時は受診した方がいいそうです!
とにかく変だな?と思ったら
全てにおいて早期発見が1番だよね