久しぶりに本を読んだ。
今年の本屋大賞受賞作。ずっと気になっていたけど、忙しさにかまけて、手を出せずにいた。
面白かった。
「辞書編集」という世界でのお話。同じ編集者として、理解しやすいところが多々あったおかげで、すらすら読めた。しかし「辞書編集」の世界は、まったく知らない。読みながら、自分の英和辞書を取り出してきて、改めて感心させられた。特に、「紙」についての「辞書編集者」のこだわりなど。あ、「こだわり」とはよくない表現であることも、この本を読んで知った・・・いかんいかん。
読んでいる中、知らない言葉について辞書をひいたのが、10以上もあった。そして、書き留めた。文字では知っているが、自分が日ごろ使わない言葉の多さに驚いた。学習しなきゃ。そして日常会話でもすらすらと使わなきゃ。
と反省した。