鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

日米良い話

2012-11-25 23:08:18 | 日記
飛行機で泣く子供の母親と航空会社にクレームをつけた
マンガ家、さかもと未明さんに避難と賛辞が飛び交っている。
個人的に彼女が母親に放った
「ある程度大きくなるまで飛行機に乗せるべきではない」という
言葉はハッキリ言って気に入らない。
子供がいない人間だって
子供が大人の意のままにならないことなど判る。
一生懸命泣きやませようとしてる母親に、その言葉はあまりに残酷だ。
そらイライラするけどさ。
夏は暑いのがしょうがないみたいなもんで
子供が泣くのはしょうがないっしょ。

それにしても飛行機の着陸準備中に「もうやだ!降りる!といって騒いだ
さかもと未明さんは大丈夫ですかね。
個人的には彼女の精神状態が心配です。

この件に関しまして感動した2つのお話。
1つは日本、1つはアメリカ。



日本の話は30年前だけど、アメリカは去年のオレゴン州での話。
バスの中で鳴き続ける子供を必死にあやしている母親のもとへ
バスの運転手がこう告げる。

「貴方が降りないと、バスが出発できないのよ」

何度もそう警告されて、
母親は黙って子供をかかえ、バスを降りる。
暗い道を母親は途方に暮れて立ちすくむ。
その後。
バスに乗っていた乗客はおもむろに一人、また一人とバスを降り
最後は誰も残らなかった。
バスの運転手に対する抗議がさせた行動だった。

子供は泣くもの。
そう言ってもイライラする時もあるし
あたいも眠れないわーって時もある。
でもね。

子供は苦しさや嫌だって気持ちを泣くことでしか表現できない。
言葉が話せないのだから。
それを母親一人に責任持てっていうのは酷だと思う。
ということを、コモンセンスとして日本だけでなく海外でも
持っている事に凄く嬉しくなりました。

だからって「子供がいるから」に胡坐かいてる母親には
ムカつくけどね(笑)。
一生懸命頑張ってる母親は、やっぱ応援したくなります。