鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

泉の如く

2013-08-20 06:57:07 | 
猫って見ていても面白い。
昨日、帰宅後トイレを掃除しようと蓋を開けたら
トイレとあたいの間に割って入って、カムイ師匠はトイレを凝視しておりました。
えーと、カムさん。あなたの後頭部しか見えませんよ。
掃除の邪魔だからどけて下さい。

台所であたいが何かしらしていると「なにしてんのー」と来て
猫エサストックの箱に頭を突っ込んで、
何するわけでもなくストックを見つめている。
おやつかい?と聞くと、我が意を得たりと言わんばかりに目をキラキラさせる。

転がって猫を低い位置から撮影しようとしていたら
おもむろに横を通り過ぎようとして、背中をひと撫でしたら
人の腕の上に乗っかって落着いてしまった。


おなかのぽにょぽにょ感。
ふあー。柔らかい。重いけど。

ひとかけらくらいの#2をしてた昨日。
今朝のおやつにビオフェルミンを混ぜたら、タイミングよく出たらしい。
張り切ってトイレの前のマットを引きづり込んで排泄物を隠し、走って行く。
と、思ったら走って戻って来て興奮気味の顔をあたいに向ける。
あたいにどうしろと。
出たね~、と言うと、嬉しそうにまた走って行く。
猫も人間も、出たらスッキリするのは同じらしい。

ちょっと涼しい今朝は一緒に遊びました。
走って走って、久しぶりに秘密基地に入る。



相変わらずの天むす状態(具はエビといったところか)。







ゆるやかに退屈の中に身をゆだねる時もあれば
「ねえ、遊ぼうよ!」と誘う時もあり
かと思えば「ここに何かが」と、人間が見ても全く何も見えないところで
何かを発見して興奮している時もある。
怒られれば不貞腐れるけれど、
お薬飲んで元気になろうね~と捕まえると、
目をつりあげつつもちょっとだけ受け入れてくれる。
同じお刺身を先にあげているのに
わざわざテーブルの上のお刺身の匂いを嗅ぐ。
テーブルの端に両手を乗っけて後ろ足だけで立っている姿に
飼い主は怒るのを忘れて「可愛い!師匠可愛すぎる!」と身もだえる。

転がってる猫をまたごうとして間違って蹴りを入れてしまった。
は・・・と振り返ると、片目をつむったまま。
しまったー!目に蹴りが入ったか!
そう思ってかけよって謝ると、ドタドタ駆け寄る音に驚き逃げようとする。
抱き上げて目を撫でてから無理矢理目を開いて見てみる。
傷なーし、汚れなーし!ごめんねー!!
暫く顔を撫でくりまわしていると、目の痛みも消えた様子。
あー。ほんとすいませんでした。
スフィンクス座りしてそっぽ向いてる猫に土下座。

猫に許され
猫に試され
猫に愛されて生きている。
彼らの人間を振り回すアイデアは、昏々と湧き出る泉のごとく
尽きる事を知らないけれど
同じくらい、愛情も毎日湧き出ている気がする。

・・・・忘れっぽいだけかな(笑)?
まあ、忘れ上手というのは幸せ上手だよね。