鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

楽しみといえば

2018-05-21 08:21:13 | 
さて、今回は行きはJR、
帰りはバスにて帰省してきたわけですけれども。
まんず行きのJRから。

ライラックで旭川へむかいます。


北海道は観光シーズン以外は
なんも指定席取らなくても自由席でも座れますよ。
まあ荷物多いなら指定席取っておいた方が
確実に座れますけれど。

1時間半くらいで旭川到着。
特急”大雪”に乗り換えてくださーいっつってね。



はいはいって車両に乗ったら
車内アナウンスで車内での販売はしないよって流れたので
慌ててお弁当を買ってきました。



この特急、凄く揺れましてね。
ペットボトルのお茶を飲もうとしても
揺れが酷くて口の中になかなか入らないという(笑)。
でも!でもでも!
駅弁って旅気分を上げてくれますよねー♪
「ほっ!」とか「よっ!」とか言いながら食べましたよ。



旭川からの乗客はほとんどいなかったので
やりたい放題。
トイレ、和式じゃないべねって思いつつ(洋式でした♪)
探検してたら、手洗いの場所の蛇口が懐かしい。

捻ってみたら、「ボボボボボボボ!」と言いつつ
水が出て来ました。レトロ!

ドアもなんとなくノスタルズィ。






車窓からの景色を眺めていたら
結構上川地方は川が多くて
内地の人がこういう景色を見て喜ぶのは
ちょっと判るかもーと思いましたね。
ええ、道民ですけど。

遠軽駅では進行方向が変わるので
イスを回転させますよ。
願望岩というこの岩は、自殺の名所。
飛び降り自殺する人が多いって昔は言われてました。
遠軽まで来たら、目的地の北見はすぐそこ!

駅弁食べる、というのを込みであれば
JRの旅って素敵ですよねって思います。
札幌から北見まで片道¥8,530
時間にして4時間44分。
今回は北見市で降りるので時間も短いの。
不思議なのは9時と10時と11時に出発するJRなのに
北見市につくのはどれも15:44分だというね。
ちなみに実家へ行く時は片道¥9,390で6時間弱。←覚え書き

帰りはバス!
んもー楽しみにしてたんだから~!

わくわくが止まらない!


ブランケットもついてる~♪
映画も見れるしラジオも聞けるそうですよ(*´▽`*)

なんせさ、高速乗って1回休憩以外は
市内までノンストップなわけですよ。
札幌から北見まで片道¥5,300、時間は4時間半弱。
ちなみに実家へ行く時は¥6,070で5時間半。←覚え書き

うわー、バスの旅♪






途中、休憩が入るので
そこでお買い物(食べ物や飲みもの)したり
ういーっと体伸ばしたり。
北見市からだから、なのかな、
あっと言う間に着いた気がします。
快適!

でもたぶん、実家に帰る時は
飛行機使う気がします。
バスもいいけどねー。
夜行とかあるのがまたいいよねー。
明け方に到着とか、旅人っぽい!

北見の病院内で食べたラーメン。

病院内のカフェで食べたパン。

かぼちゃパン。
シナモンの味がほのかに。

食べ物も十分満喫したお見舞いでした。
そうだ、帰省じゃなくてお見舞いだったんだと
ちょいちょい思い出す始末。

あと、北見市のスーパーでは
こんなものもあって衝撃でした。

自分でレジ打ち。
バーコードかざして読み取って
会計を済ませるってヤーツ。
画期的!
スタッフが近くで見ているので
使い方判らなくてもすぐ聞けるし
シレっとレジしないで行こうとしても
バレちゃうそうですよ。

帰ってきた時のカムイ師匠は
ちょっと返事してくれませんでしたが(笑)
一緒に荷ほどきしてたら
徐々に機嫌を直してくれました(*^^)v
ブログやってた良かったなーって思うのは
こうして行ったこと思ったことを
表現する場所があるということですね。
それがあれば、大抵のことは、
「ネタになる」とポジティブに思えるんだと
しみじみ感謝でした。
ちゅーこって

良い1日をお過ごしください。

お陰様です

2018-05-21 06:37:19 | 日記
おはようございます。

無事に帰ってきましたよ。
お陰様で、父はまだ起き上がれませんでしたが
帰った当日より翌日の方が
会話も続いて、落ち着いているようでした♪

母の方がちょっと疲れが出てましたねぇ・・・。
近くにいたら、姉と交互に様子を見に
行けるんですけれどもねえ。

「家の掃除もお風呂掃除もしてない」
と、言ってた母ですが
父が帰ってきた時のためにと
枕のそば殻を干したり布団も綺麗にしているそうです。
「ソバガラはこうやってね、フワッフワッて混ぜるの」と
ジェスチャー付きで説明してくれる母。
実家に泊まれば客人(あたい)用に布団を敷かねばならぬため
「それがしんどい」と母に言われ
父のベッドでもいいよ~と言ったら
「今、お父さんのベッド綺麗にしてるから
 あんたは寝ちゃだめ!」と
拒絶されました(笑)。
人をバイキンみたいに・・・。
あたいが帰る時には、フキの煮ものも
持たせてくれましたよ。

シャケ・・・生だったんだねお母さん。
そんな母の、海よりも不可解な愛情を汲み取って
作ったお弁当はこちら。


さて父は、未だ緊急なんちゃらに入っているわけですが
そこにお見舞いに行くにはマスクをせんとならんらしく
車の中で母にマスクを渡されました。
マスクで口から出る菌を飛ばさないように・・・でしょうか。
この猫の毛だらけの服はどうしましょう・・と
思ったことは内緒です。



「ここがお父さんの病室~」と
説明してくれる母。

病室に入ると、横たわる父が視界に入る。
少しずつ、休みながら言葉を発する父。
でもすぐ疲れちゃうね。
高血圧で塩味の強いものが好きな父は
母の作る「いっそお湯の方がいい」ってくらい
薄いお味噌汁を飲み続けていたにも関わらず
今回心筋梗塞になってしまいました。
なんでだろうなあと思っていたら、漬物は普通に食べて
おかずも醤油をバシャバシャかけていたと母が言うじゃない。
母よ・・・もう家から醤油を追放したらいかがだろうか。
もしくはダシで薄めなさいよ。
「病院のメシは味がしない」と父。
そらそうでしょうよ、と言っていたら
急にあたいの方を振り返って
「でも今日は梅干しが出たぞ」と嬉しそうに言う。
あーそら良かったねえ。
梅干し1つでこんだけ嬉しくなるなら
梅干しも本望だろうねえ。
体のためにつまらない食事をするのか
もう残りの人生も少ないしと、
好きなものを食べるのかは悩ましいですが
苦しい思いをしたくないならやはり
食事の塩分調整は必須ですねー。

それにしても、父ったら、
苦しんで吐いて転がっていたにも関わらず
そんな状態の中で
着替えだけはしていたようです
吐いたもので服が汚れたのを、
「なんとかせんと」と思って
必死に着替えたんだろうねと母が言ってました。
・・・じわり。
あかん、また涙出そうになる。

翌日、お見舞いに行くと
「今日はうどんだった」と報告してくれた父。
1日1日着々と良くはなってきてるのね。
看護婦さんが来て「血圧測りますよ」と言うと
シャキーン!と何かしら紙を出して
看護婦さんが言う数字を書き留める父。
真面目か!と心の中でツッコミを入れずにいられない。
何に置いても真面目な父、
病院で言われたことはきっちりしっかり守ります。
水分は何をどのくらい摂ったか、
排尿はどのくらいか、
血圧に加えてそういうのもきちんと記録しておりました。
看護婦さんがいる間、母の姿が見えないので
廊下に出てみたら、壁に寄りかかって下を向いていました。
その姿が、あたいが子供の頃、
入院していた頃のシーンを彷彿とさせましたな。
あたいが心臓の手術のあとに、体から管を抜く際
「お母さんは外に出ていて下さい」と
お医者さんに言われた時も、
きっとそうやって、廊下で待っていたんだろうな。
母はいつもひっそりと
家族を支えてきたんだなあ・・・。

夜は母と一緒に、(母が)買ってきたお弁当で夕食。
静かに二人でご飯を食べていたら
ご近所さんが訪ねてくれましたよ。
「いやいや、あんた大変だったねー」
「もう〇ちゃんは、大丈夫かい?」そんな話をしているところ
あたいも呼び出しをくらいました(笑)。
お久しぶりですぅーなんつって挨拶しつつ、
奥様方と話をする母の横顔を見て、
人がひっきりなしに来たら
それこそ疲れも取れないだろうけれど
寂しさや不安は、少しでも紛れるかなと思いました。
良かったねえ、色んな人が心配してくれて
色んな人が訪ねてくれて。

田舎は煩わしいところも沢山あるだろうけれど
こうして助け合いが出来るのが良いところかもしれんですね。

道東の空の青さが
札幌と違う!と感動。
いや、生まれも育ちも道東ですが。
なんというか、日本海側とオホーツク海側で
空の色が違うんだなあと思ったのですよ。
綺麗な青色だなーってしみじみ。


実家の芝桜。

続きます。