『おれたちを齧るな!わしらは怪しい雑魚釣り隊⑦』椎名誠02(小学館2019/12/3)
あやしい探検隊結成から50年以上の月日が経ち、その後継団体として発足した雑魚釣り隊は週刊誌連載を主戦場に毎月日本のどこかの海や川、沼や水溜りに集まって、竿を出しては雄叫びをあげている。本書では誰が一番うまい魚を釣ってくるのかを競う『第1回雑魚釣りステークス』を皮切りに、冬の館山ではカワハギの肝をたくさん食べる痛風肝試しに挑戦。夏の東京湾では干潟でアナジャコたちと手にハサミ握り合う激闘を繰り広げ、クライマックスは能登半島の超特級キャンプ場で繰り広げられた酒と幻の高級魚にまみれた大宴会。その一部始終は地元テレビ局の特番で放映。
依然、進化も成長もしないおバカな男たちの行状記シリーズ第7弾。
・バカにもいろいろあり(略)
「大バカ、小バカ、部分バカ、バカタレ、オバカサン、イヤンバカン、ウッフンバカン」など
種類とその等級は様々だ P206