ハタハタ寿司

 

秋田の名物は、きりたんぽ、いぶりがっこ、そしてこのハタハタ寿司です。

お彼岸に能代へお墓参りに行った際に、冷凍のハタハタ寿司を買ってきました。

麹に漬けたハタハタは珍味です。酒のつまみにぴったりです。

 

私は大好物ですが、夫は余り好きではないようです。

ただこのお店のはイマイチでした。

 

能代のおばさんが漬けるハタハタ寿司はぴか一です。

今までいろんなハタハタ寿司を食べてきましたが、おばさんのが一番美味しいです。

柔らかく酸味もちょうどよく、ハタハタの風味が口の中に広がります。

おばさんの茶わん蒸しも、どの料理屋さんより美味しいです。

きりたんぽ鍋もです。

料理の天才だと私は思っています。

 

残念ながら８０歳過ぎて、叔父(義母の弟)と離婚してしまい、もう食べられません。

頑固で、変人な叔父です。

おばさんはあの家でよくやっていたと思います。

 

私に叔父さんのことを「ご主人様」

と言っていたのには、びっくりしましたけど…

自由になってよかったなぁと…

 

叔父さんには我が家の墓守をしてもらっていますし

複雑な心境です。

 

 

息子といっしょに行った大宰府の喫茶店で

買ってもらった地元のやきものの器は

ハタハタ寿司を盛り付けてもいい味出しています。

 

夫は日本酒で

私はワインで晩酌です。

 

もう一皿は牛肉と玉ねぎのカレー味炒めです。

ささやかな夕餉です。

 

 

 

 

器用な人

 

 

夫は凝り性で器用な人です。

５年前、庭造りをする時には

レンガ敷きもウッドデッキもイス・テーブルも一人でしました。

私は少し手伝いをしただけです。

 

今は歴史小説にはまっていまして、夜遅くまで読書をしています。

本は子供の頃から好きだったそうです。

それも歴史もの。

少ないお小遣いは、ほとんど本の購入のようです。

あとは図書館から借りてきています。

 

長男が大学で史学を専攻したのはその影響でしょう。

時間があると父子は読書しています。

 

長男も子どもの頃から本好きでしたね。

東京の猫のおばさん　(私の友人で、当時猫を数匹飼っていました)　が

長男に本を送ってきてくれました。

それも歴史もの。

喜んで読んでいました。

 

夫はあとスポーツ観戦も好きです。

Ｊリーグと大リーグも始まりました。

すっかり自分の世界に入ってしまいます。

 

私と話しをする暇もありません。

 

 

足踏みの春

 

 

久しぶりの更新です。

昨年の東日本大震災後の４月末で

たったひとりの社員のＪちゃんに辞めてもらいました。

それで、パートの私の出番が多くなってしまいました。

昨年は震災の影響だったのか、そう忙しくもなかったので

経営者と二人で何とか乗り切ってきました。

でも経営者が営業に出て不在日は

私一人で仕事をこなさなければなりません。

電話が同時位に３本鳴ると、次々に保留にしても

頭が混乱して焦ってしまいます。

 

来週からまた総会や会議と経営者が不在の日が多くなります。

受けを２本に変更と、電話会社に頼まなきゃ。

 

先の霊能者の人が経営者に、私は淡々と仕事をやっていけるので

大丈夫だと言っていたそうです。

 

そ～うかな。

 

最近時間の余裕がなくなって、家の中も片付けられていません。

友人たちとのランチやお出かけもめっきり減ってしまいました。

それでもこの歳になって、健康で仕事があるのはいいのかな。

 

二人の息子たちが１５歳から家を出て、高校大学と仕送りを続けられたのも

この仕事があったからと思っています。

そう思ったら感謝して、頑張るしかない。

 

先週、写真の花苗を買っていたのですが、まだ寒くて植えられません。

 

数日前も雪が舞っていました。

 

それでも庭のヒヤシンス、水仙、チューリップの芽は少しずつ伸びています。