あさぎもからくれないも
しっこくにぬりつぶされたら
さああいつらがやってくる
そらのいろ
ひかりのいろ
うつろいて
きづけばあたらしき
かぜのふきくる
身をゆだねるとよい
勇気がいるかもしれないが
ありのままの自分でいられる
それがどんなに尊いことか
あたらしき白でよそおいてうるわし
どれだけのあいだ
じっとまっていた
ひかりにもあえず
ただひたすらに
ただやみのなか
光りをえて
水をえて
動き出す
動き出せ
己の小ささを知る
道を
つくってくれてありがとう
おりるためにのぼる
のぼるためにおりる
きみだけのきせきを
ここにきざめるのか