ひとりのようで
ひとりでなくて
みえないところで
つながっていて
自分ではじめて
自分でおわる
そこに確かに
生まれるものがある
黙して対峙する
ふくかぜのね
とりのこえのみ
こころが
きらきらでいっぱいになる
ずうっと
このままいっしょにいたくなる
きんのなみ
ぎんのなみ
すれすれに
しぶきあび
ぼくはゆく
ぼくはゆく
なみのいろ
きえぬまに
ぼくらにとっても
きらきらはわくわく
はまはうれしくって
ひとはたのしくって
またあいたいねって
幾千粒のキラキラが打ち寄せる
吹かれながら
なにを思うか
自分がうまれた
あの家のことか