*****
お困りごとは海外医療情報センターにご連絡ください。
■海外で・外国で・海外旅行で・外国旅行でお困りごと
○病気 になられた
○けが・ケガ・怪我 をした
○事故 に遭われた
○赤ちゃん病気 などになられた
○子供病気など などになられた
○入院 された
○危篤 になられた
○再発 された
○保険 についてわからない
○死亡
○自殺
○交通事故 に遭われた
○事件 に巻き込まれた
○費用 が心配である
*****
海外療養費
について
海外旅行等に出かけた人が、病気やけがで海外の病院等で治療を受けた場合、支払った医療費の一部が払い戻される場合があります。
【支給範囲】
支給が受けられるのは、その治療が日本国内の保険診療として認められた治療である場合です。
次の場合は除かれます。
1.保険のきかない診療、差額ベッド代。
2.美容整形。
3.高価な歯科材料や歯列矯正。
4.治療を目的に海外へ行き治療を受けた場合。(心臓・肺等の臓器の移植)
5.自然分娩も保険医療対象外。
6.交通事故やけんかなど第三者行為や不法行為に起因する病気・けが。
【支給金額】
海外の病院等での治療費は各国によって異なります。
海外療養費の額は、日本国内での同様の病気やけがをして国民健康保険で治療を受けた場合を基準にして決定します。(標準額)
また、支給額算定の際には、支給決定日の外国為替換算率(売レート)が用いられます。
実際の医療費が、日本国内での保険診療費より低い場合
支給額 : 実際の医療費-(実際の医療費 × 一部負担割合)
実際の医療費が、日本国内での保険診療費より高い場合
支給額 : 日本国内での保険診療費(日本国内での保険診療費 × 一部負担割合)
【申請および支給までの手順】
1.国外に行く前に、役所の窓口で「診療内容明細書」「領収明細書」の用紙を受け取り、国外に携帯してください。
事後申請時は、役所でお受け取りください。
2.海外で疾病にかかった場合、治療費の全額を医療機関に支払い、領収書を受け取ります。
「診療内容明細書」「領収明細書」を医師に記入してもらい、受け取ります。
なお、月をまたがって受診した場合、1ヵ月単位で作成してもらってください。
「診療内容明細書」「領収明細書」が外国語で作成されている場合は、日本語の翻訳文を
添付して提出することが義務付けられています。
日本語翻訳は海外医療情報センターにご連絡ください。
3.帰国後、必要書類を持参し、海外療養費の申請をしてください。
4.国保連合会で書類を審査し、日本国内で同様の治療をした場合にかかる保険診療の範囲内で支給額を決定します。
5.支給は、申請月から2ヵ月後の月末までに世帯主の口座へお振込いたします。
請求期限→治療費を支払った日の翌日から起算して2年間です。お気を付け下さい。
【必要書類】
1.療養費支給申請書
2.診療内容明細書:診療内容等がわかる医師の明細書。
3.領収明細書(医科、調剤・歯科用):内訳がわかる領収書。
4.診療内容明細書と領収明細書の日本語訳文。(翻訳者の住所・氏名が記載され、押印されているもの。)
日本語翻訳は海外医療情報センターにご連絡ください。
5.海外の医療機関に全額治療費を支払った領収書。(原本)
6.世帯主の印鑑。(朱肉を使うもの。)
7.世帯主の銀行口座がわかるもの。(郵便局以外の口座)
**********
1.ロングフライト血栓症とは
エコノミークラス症候群、旅行者血栓症、或いは深部静脈血栓症など様々な呼ばれかたをしています。 当初飛行機のエコノミークラスの旅客からこの症状の報告がされたことや、患者にはエコノミークラスの乗客が多いため、一般的にエコノミークラス症候群と呼ばれていますが、ビジネスクラスやファーストクラスでも起こりえます。 また、車やバス、列車、船などでも長時間固定した座位でいると同様の症状が起きる可能性もあります。
症状としては、軽い場合は足に腫れ、むくみが生じ、ふくらはぎや大腿に痛みが発生します。 (一般的に片側です)重症化した場合(肺に血栓が詰まった場合)には、突然の呼吸困難や胸痛が起きます。また、対処が遅れたりした場合には死に至ることもあります。 発症は、機内、降機直後、或いは旅行後数日たってからという場合もあります。
2.原因
飛行機のエコノミークラスのような狭い座席に長時間座ったままでいると足がむくんできますが、これは血行が悪くなり血液中の水分が血管の外に染み出てくるためです。そのため血液の濃度が高くなり血栓が出来やすくなります。この血栓が出来た状態で立ち上がって歩き出すと、大腿部の静脈の血液が勢いよく流れ、血栓が血流に乗って移動し、肺の血管を詰まらせると、肺への血流が途絶え、肺で血液の酸素交換が出来ず、呼吸困難などの症状を引き起こします。
では何故、飛行機のエコノミークラスの乗客にこのような症状が多く発生するのかというと、それは下記理由によります。
1)飛行機の中は非常に乾燥しており(通常湿度は20%以下になっています)水分が蒸発しやすい環境にあります。 一方、人の体からは通常でも1時間に約80mlの水分が蒸発しており、12時間では約1リットルの水分が失われる計算 になります。従って長時間のフライトでは多くの水分が失われ、静脈の血が固まりやすくなります。
2)特にエコノミークラスのような狭い座席に座っていると、余り体を動かすことも出来ず、また隣の人に遠慮してトイレに 行くのも我慢しがちです。つまり、ただでさえ体を動かしづらい座席にもかかわらず、トイレが近くなるため水分を控えたり、 席を離れたりすることが少なくなり、つい座りっぱなしになりがちです。
3.予防法
1)機内や車内ではなるべく足と体を動かすようにしましょう。
2)水分をしっかり取りましょう。
3)アルコールやカフェインの入った飲み物は避ける、若しくは控えめにしましょう。 (利尿作用があるため)
4)体を締め付けるような服装は出来るだけ避けましょう。
海外医療搬送、海外医療支援、海外遺体搬送を行う海外医療情報センターは海外に旅行・滞在・駐在されている邦人救援を行います。匿名でもご相談下さいませ。
海外療養費(海外医療費、治療費)還付(支給)制度の翻訳業務について評判・HPサイトを見られていられるのか自治体から電話番号をお聞きになったとご相談もあります。
海外で病気や事故などでお亡くなり(死亡)になった場合の遺体搬送についてご相談下さいませ。
ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ
**********
**********
最近、報道されている不正な 海外療養費の還付請求の問題ですが、報道後、当センターに問い合わせが増加しております。報道により 海外療養費が申請して給付されることを知られた方々が多いのではないでしょうか。所轄役所などに相談されることも大切な確認です。保険詐欺はもちろんの事ながら、二重請求は不正受給の対象となりますので、ご注意をお願いしております。請求期限は治療費を支払った日の翌日から起算して2年間となっておりますのでそれ以前のものは請求する事ができません。
*****
お困りごとは海外医療情報センターにご連絡ください。
■海外・外国・海外旅行・外国旅行から
○医療搬送 で日本に帰国したい
○緊急搬送 で日本に帰国したい
○患者搬送 で日本に帰国したい
○患者移送 で日本に帰国したい
○緊急移送 で日本に帰国したい
○搬送方法 がわからない
○医療相談 どうしたらいいのかわからない
○遺体搬送 早く日本に帰国させたい
*****