御フランスで数十年前に製造された、フロント変速機です。
“Huret”と綴られるこのメーカー、人によって発音が
多少、異なりますが拙者は「ユーレ~」と呼びます。
数十年前の当時、スポーツ車に取り付ける変速機は、
イタリア製、フランス製、日本製の物が市場を占めておりました。
性能面から見れば日本製品がダントツで、その後コツコツと
シマノの侵略が全世界に及び、今に至っております。
1970年代の当時、高級ロード系スポーツ車にはイタリア製の“Campagnolo”
高級ツーリング系スポーツ車には、フランス製の“Huret”や“Simplex”
を装着される方が多く
日本の大手メーカーから発売されていたスポーツ車に日本製の
“SUNTOUR”や“SHIMANO”が搭載されていましたね。
“Campagnolo”、“Simplex”、“SUNTOUR”や“SHIMANO”が早くから
軽合金を採用していたのに、この“Huret”は、鉄に拘っていたように感じます。
(もちろん“Huret”にも軽合金のモデルは存在しましたが)
やはりツーリング(自転車旅行)の盛んな御フランスは、『頑丈』に
拘ったのでしょうね。
旅先での故障は、難儀しますものね。
“Huret”のリア変速機に「Allvit」と言うモデルがあります。
このモデルは変速機本体を、亀の甲羅のように重厚な鉄製カバーが
覆うスタイルでして、転倒でもしてリア変速を何かにぶつけても
変速機が壊れず、フレームの取り付け部分が歪んだり、折れたりと・・・
それほど頑丈な変速機で有名でした。
ツーリング派の人達は、こぞって「Allvit」を付けていました。
一般的には、“Huret”は変速性能が悪いだとか言われたりしますが
拙者は、使っていて何の違和感も感じません。
「ガチャチャチャ」と、一生懸命頑張って変速してくれる可愛いヤツなんです。
“Huret”と綴られるこのメーカー、人によって発音が
多少、異なりますが拙者は「ユーレ~」と呼びます。
数十年前の当時、スポーツ車に取り付ける変速機は、
イタリア製、フランス製、日本製の物が市場を占めておりました。
性能面から見れば日本製品がダントツで、その後コツコツと
シマノの侵略が全世界に及び、今に至っております。
1970年代の当時、高級ロード系スポーツ車にはイタリア製の“Campagnolo”
高級ツーリング系スポーツ車には、フランス製の“Huret”や“Simplex”
を装着される方が多く
日本の大手メーカーから発売されていたスポーツ車に日本製の
“SUNTOUR”や“SHIMANO”が搭載されていましたね。
“Campagnolo”、“Simplex”、“SUNTOUR”や“SHIMANO”が早くから
軽合金を採用していたのに、この“Huret”は、鉄に拘っていたように感じます。
(もちろん“Huret”にも軽合金のモデルは存在しましたが)
やはりツーリング(自転車旅行)の盛んな御フランスは、『頑丈』に
拘ったのでしょうね。
旅先での故障は、難儀しますものね。
“Huret”のリア変速機に「Allvit」と言うモデルがあります。
このモデルは変速機本体を、亀の甲羅のように重厚な鉄製カバーが
覆うスタイルでして、転倒でもしてリア変速を何かにぶつけても
変速機が壊れず、フレームの取り付け部分が歪んだり、折れたりと・・・
それほど頑丈な変速機で有名でした。
ツーリング派の人達は、こぞって「Allvit」を付けていました。
一般的には、“Huret”は変速性能が悪いだとか言われたりしますが
拙者は、使っていて何の違和感も感じません。
「ガチャチャチャ」と、一生懸命頑張って変速してくれる可愛いヤツなんです。
レース系、ツーリング系と、それぞれお国柄があるというハナシは先日のラジオでも話題になっていましたが、パーツメーカーでもそれぞれに特化したブランドがあるんですね。
ワタシはそちら方面には疎いので、ドロップハンドル=スポーツ車くらいにしか認識してませんでした。
クルマ好きとしてはカンパニョーロと聞くと自動車用の軽合金ホイールを連想してしまうんですが、同じメーカーなのかな?
そういえば高校時代、やはり駅南から来ていたO本くんが『カンパ、カンパ』と騒いでいたのを思い出しました。
考えてみますと、クルマの世界でもスチールバンパーの頃のヤツは個性的でいい味出してたように思います。
それにしてもOmitsudesuさん、変速機が『可愛いヤツ』とは相当なマニアですねぇ。
愛着のある一品って、お役御免になっても手元に置いておきたいものですよね。
他人(特に女性)にはなかなか理解されないですが・・・。
上記の“Huret”とか、もうメーカー自体がないのですよ。
フランス風ツーリング車が、絶滅してしまったので、ツーリング車系パーツを作っていたメーカーは、
潰れてしまったところが多いですね。
絶滅に至った原因としては、MTBの流行が大きいのですよ。
Campagnoloは、4輪のホイールを作っている会社と同じですよ。
クロモドラと並び、マグネシウムホイールで有名でしたね。
O本くんて、あのチャリ好きだった“岡Mくん”の事ですかね?
だとすると大淵ですよ、彼は。
某自転車店の印象が強くて、チャリ好き=駅南地区というイメージが定着してしまっていました。
かの自転車店ではワタシも高校の頃にリヤのディレーラー(確かシマノの安いヤツ)を買った事があります。
もともとがミヤタの吊るしのサイクリング車で、たいした根拠もなく、何か改造したかったんですね。交換したものの、あまり違いもわからず、素人調整でかえって調子悪くしてしまいました。
カンパニョーロはやはり同じ会社でしたか。
一緒にクロモドラの名前が出てくるとはomitsudesuさん、クルマのほうもかなりの好きモノですね?
クロモドラのAタイプはフェラーリの純正でしたね。
MTBの流行の影でそんな状況になっていたとは知りませんでした。
『昔ながら』が生き残っていくにはキビシイ時代なんですね・・・。