野球少年から突如テニスの王子様?を目指すことになった中坊は、必然的に女子が多い環境に身をおき(実際は典型的体育会系の厳しさに女子はほとんど退部し負けん気の強い精鋭だけがわずかに残っただけでした)、音楽の志向も中性的な欧米のポップスへとはまるのでした。
人生初のラジオ深夜放送へのリクエストで名前を呼ばれ興奮したマッシュマッカーン「霧の中の二人」、そしてショッキングブルーの「ヴィーナス」にミッシェルポルナレフ、極めつけはやはり何と言ってもサイモン&ガーファンクルでした。
クリーム、ジミヘン、ツェッペリンといったロックの方程式に一歩乗り遅れた中坊は、フォークギター片手に名曲をコピーしまくるのでした。そして、GS時代から憧れていたバンドとしての人前での演奏を文化祭で初披露することになるのでした。to be continue.