to GUMBO from SOUND PARADISE 2020

Keep natural, always calmly.
No sound, no paradise.

MY HISTORY OF AMERICAN ROCK #2

2014-03-28 | Weblog

ベンチャーズの衝撃から一二年のあっという間に、日本中エレキギターに憧れる若者で溢れ、気がつけばGSブームの嵐でした。その流れを作ったのは紛れもなくビートルズ始め多数の欧米バンドでした。エレキギターの存在を知らしめたベンチャーズに加え、今度はファッショナブルでポップスとロックンロールの魅力、そしてオリジナリティ溢れる楽曲を創造するイギリスの若者に世界中が魂を奪われたのでした。
そして小学4年生だった私と言えば、四つ上の兄が中2のブーム真っ盛り。親戚にもらったネック反り反りのガットギターで日々パイプラインやウォークドントランを一緒にコピーし、メルテーラーのドラムをコピーする毎日だったわけです。
たまたま近所にセミプロのようにギターが巧いバンマスのようなお兄さんがいて、縁側横の居間にパールのドラムセットがあり、当然のようにアンプもあり、日夜ベンチャーズを演奏していました。縁側の窓全開でやっていたので(今考えると、自宅型野外ライブと言うか、自然エコー演奏夜会とでも言いましょうか)、グヤトーンのアンプから奏でられるエコーのかかった心地好いサウンドが200メートル離れた川向こうから本当に鎌倉二階堂の山中から夏の夜空に響き渡ったのです。そしてこの頃私は学校の図工にはあまり興味が涌かず、夢中になって作ったのはもっぱらドラムセットでした。
子供の工作とは言え音が出なければ意味がないのでそこは工夫です。幸い家にはカルピス4本セット?とキッコーマン樽の入っていたサイコロ型の醤油箱があったため、スネアとタム系は締まったイイ音が出せたのです。シンバルはトタン屋根(ブリキ)を切り抜くしかない。あとはバスドラのペダルです。さすがにペダルは難しかったですが、子供の浅知恵ではペダルの戻しを太目のゴム紐を束ねることで何とか機能させるのが精一杯?だったような記憶が。
スティックだけはさすがに割り箸というわけにはいかないので小遣いで本物を買ったか、小学校の音楽室の鼓笛隊用のスティックで古くなったのを拝借してたかも?。もう時効だよね。でもメチャメチャ楽しかったなぁー。後にも先にもあれを越える工作経験は無いと思う。to be continue.


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