郡山にいて時間が空いてしまった。
今日は会津方面を攻めるか。
といっても戊辰戦争の話ではない。
それは大河ドラマの見過ぎ。
まだ行ってない有名温泉は。
東山温泉かな。
これにしよう。
というわけで乗ったのが、郡山発10:44快速会津1号。
さっき東山観光協会に電話で聞いたら
「雪はまったくない」
とのことだったが、途中の猪苗代付近は全くの雪景色。
それでも会津盆地に入ると、すべて消えた。
若松着11:52
東山へ行くバスはたくさんあるとのことだったので、先にお昼。
これが正解。
駅ビルの中の一會庵(いちえあん)そば。
ここで「八重のこころ」1,500円を。
中身は
①おろしそば
②ごまだれそば
③鳥そば に
④天ぷら盛り合わせ
⑤さらに 郷土料理の小皿
が付く。
名前は忘れたが、さといも、タケノコ、しいたけ、にんじん、キクラゲ等のミジン切の
煮物とでもいったらいいのだろうか。
淡白で、酒のつまみにはよさそう。
今日は「花春」の生酒 450円も。
文句なしにうまい。昼食にこれだけ当たれば最高。
13:00の市内循環バスで出発。
鶴ヶ城へ向かうが、市内の建物のアンバランスなこと。
明治の古い商家と、近代建築の住宅のごった煮。
もうちょっと地域で分けるとかしないとね。
あちこちに停まりながら35分かけて(もっと早い便もある)東山温泉に。
わ、こりゃさびれてる。
竹久夢二の面影がどこにあるのか。
古い歴史があるのはわかるが、少々心配だ。
20軒近い宿のうち、日帰り入浴可能なのはわずか2軒。
うち一つの「原瀧」へ入った。
1,000円。
これでタオルとバスタオルがつく。
午後2時から3時まで1時間いた。
誰も入ってこない。
こんなことがあっていいのか。
いかにオフシーズンの平日の昼間とはいえ、福島県を代表する温泉場の有名旅館が
閑散としているなんて。
全国の高齢者諸君、なぜ旅をしないのだ。
あなたが金をつかわないと、日本経済はこのまま沈没してしまうのである。
それはちとオーバーかね。
温泉の説明がまだだった。
東山温泉は阿賀野川水系の上流部に位置するが、若松市街地に近く、交通は便利である。
しっかり、芸者の組合もある。
元歓楽温泉の趣。
しかしこりゃ夜は寂しいぞ。
ロケーションも湯も満足すべきものだった。
あとはお客だけ。
まあ、元中級ホテルチェーンの管理係長としては、言いたいことは山ほどある。
浴室の壁と天井はもうちょっときれいにしようね。
洗うだけでしょ。
昼間の2時間もつぶせば十分。
どうせガラガラなんだから。
そうすればもっと魅力的になることウケアイ。
昼間開いてる食堂が全くないのにしびれた。
こりゃ日帰りは来るなと言ってるのと一緒。
これなら土湯の方がまだ活気があったなあ。
東山は先細りの可能性が大である。(2013.12.17記)
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