作並温泉に行きたい

先日、土曜の仕事が休みになり、いきなり連休が発生した。
どこに行こうか。
なにしろ無計画な私は、仙台駅にある観光協会の窓口に相談した。
「この近くで有名な温泉地というと？」
「作並温泉か秋保温泉、もう少し遠くなら鳴子温泉というところですか」
なるほどね。
その足で、隣接のびゅうプラザへ。
めでたく取れたのが、作並は「一の坊」のツインのシングルユース。
これは業界的には「T/S」と書くが、
１泊２食（同じく「パク2」）で、12,000円（税別）というやつ。
11：05仙台発山形行きの仙山線に乗り、作並駅で降りた。
だいぶ早いが、昼飯は駅前で食べようと思ったのだ。
しかし駅前に店がない。
タクシーも不在。
やむなく宿の送迎バスで入館する。
「駅まで3里」でなく3km。
昼飯は館内で、担々麺980円。
必要な忘れ物を思い出し、コンビニに行こうと思って、フロントに相談すると、
「徒歩圏内にはございません。一駅先の熊ヶ根まで行けばセブンイレブンが
ありますが、帰りの電車は2時間後までないので～」
ま、なんとかなるさ。
駅で聞いて、3つ先の愛子（これが難読駅名で「あやし」と読む）まで行けば、
スーパーもあるし、JRの快速も止まるので、3時までに戻ってこれると判明。
いや、仙台市内で（ここは青葉区）これほど買い物にナンギするとは思わなかった。
14：50にチェックイン。
5階の室内は洋間のバスなし。
窓を開けると隣の宿が遠くに見えるが、森に包まれたいい感じ。
雨も苦にならない。
ロビーは広く、遊び心でいっぱい。
無料のお菓子やアイスまで。
大浴場は清潔で、ほど良く広く、設備的には文句なし。
夕食は19：00から。
カウンターで魚のコースだったが、もう一品あってもよかったか？
ま、追加すればいいだけのこと。
これはこれで合理的。
雨は降りやまず、翌朝5時に露天風呂に降りていったら、
「川が増水して危険なので、本日中止」の張り紙が。
お天気には勝てません。
朝食バイキングは品数多く、私には最高。
野菜がいっぱい取れたので。
ただ、肉食系の人には物足りないかも。 

家族連れが多く、幼児も目に付いたが、館内が広いので気になるということはない。
結局チェックアウトの11：00ギリギリまで楽しませてもらった。
図書コーナーにもう少し地元関係のものがあればよかったかな。

結論。
このホテルは買い物の便さえ改善すれば、かなりのレベルにあると思う。
マッサージや生ビールの追加があって、それでもトータルは2万弱。
すいている平日にまた来たいと思った。（2014.6.16記）