私の今年83歳になる父親。
週に5日間、デイサービスに通っている。
私が入院中は妻が面倒を見ているのだが
妻も仕事をしているので、父親の部屋の掃除や
衣類の整理等は毎日は出来ない。
私がほぼ身の回りの事はしていたので
退院した時に出来る限りの事はしておかないと心配でたまらない。
最近は失禁も増えてきて、歩行も徐々に衰えて歩くのも危なっかしい。
昨夜は、食事中にお尻を浮かしたり、触ったりと不思議な行動を
していたが、食べる事をやめる事無く間食した後に急に立ち上がり
トイレへと歩いていった。座っていた座布団にはくっきりと世界地図。
後姿はお尻が下がり(紙パンツが尿で重くなっている為)、パジャマも
濡れている。
トイレから戻ってきた父親の手には、洗面所から持ってきたドライヤー!
何をするつもりだろうか?妻はこの前も部屋に行きドライヤーで
乾かしていたと言う。
父親に失敗したんでしょ?と聞いても無言、無視して部屋に行ってしまった。
怒っても仕方が無いのだが、部屋に行き強制的に着替えさせて
パジャマ、下着、座布団を洗濯する。
今日は午前中に父親のベットの布団を日光消毒、シーツの洗濯
タンスの中身を衣替えして、汚れた服もタンスに入れていたので洗濯。
今日はデイサービスがお休みの日なので父親が居たけれど
ベットに横になれず不服そうな顔をしていたがお構いなしで行なった。
昼12時過ぎには雷が鳴り出したため、慌てて布団を取り込み
半乾きのシーツを乾燥機に放り込み、乾くまで一休み。
私も立眩みや眩暈を我慢しつつ、やっておかないと妻に期待も出来ず。
午後2時には全て終了。なんとか一日で終ったという感じである。
それから、職場に行き経営者(施設長)に経過報告をしてきた。
ほんの10分足らずの時間であったが、これをやるのと、やらないのとでは
随分と会社の対応も違ってくるのだ。
自宅に戻ると、乾燥機が動いている事に不審を感じ
父親に「乾燥機で何を乾かしているの?」と聞くといつもの事ではあるが
聞こえない振りをして完全無視!部屋の中を見ると乾いていない座布団を
物干しから持ってきているではないか。
もう一度、何を乾かしているか聞くと、意味不明な返答だったので
乾燥機から出してきて見せてくれと頼んだら、重い腰を上げて
乾燥機から乾燥中の物を持ってきた。
なんと、失禁した紙パンツをステテコであった。
もう私の頭の中は???、理解不能であった。
介護の仕事を10年以上やっているが、自分の親だと思うと
何とも言えない気持ちになる。
ますます入院している時間が父親の事を思うと不安でたまらなくなる。
母親も同じような気持ちで親父の面倒をみていたんだと思うが
まだ今よりは若かったので、随分自分勝手にやっていた父親だったから
苦労も今以上だったかもして無い。
入院まであと残り4日、私自身は体重を増やさないように
無理の無いようにウォーキングを行なっているので
続けたいと思う。
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