これもAFVクラブか、なかなか、良い隙間を突いてくれるメーカーだと思う。M3/5軽戦車は、その昔タミヤも出してはいたがM5はちょっと長くなった車体まで手が回らなかったようで並べると寸詰まりに見える。アカデミーもM3系を出しているが初期型まで。と言う訳で、M3A3,M5,M5A1と揃えてくれたAFVクラブには感謝。後発なので当然良く出来た模型だが、志が高すぎるせいか切り出しに困る細い部品が散見されるのがいじましい。まー最近はドラゴン等も切り出したら掴めない部品をモールドしてどや顔しているから、これは顧客の要求なのかもしれない。あほらし。
軽戦車が実戦では単なるやられ役になってしまった史実はともかく、私はキングタイガーよりもこっちの方が好きなので、ハニー戦車に続きスチュアート。
ここの製品はちゃんと英軍仕様に出来る部品、煙幕発射器とかアンテナ基部、前用グロウサーラック、が入っているのが偉い所。当然マーキングも抜かりないので助かる。ドライバーと機銃手のハッチを空けるとミッキーの耳みたいで、これを立体にしてみたかった。幸い、ハッチの裏まで非常に細かい出来なので模型映えする姿になった。ただし、内部を作るのは面倒だし、やってもあまり見えないのでクルーを無理やり乗せて蓋をしておいた。双子のような前の二人はウルトラキャスト。少し大きめだが雰囲気が良い。車長はミニアートから。ここの英国戦車兵セットも貴重な製品。
英軍はこの手の車両を偵察用に使い、好評だったとのこと。ノルマンディー上陸直後の米軍と違い、家財道具満載ではなかったように見える。でも、1台くらい幌馬車隊風のM5を作りたいな。タミヤのM5後期型、随分前に車体伸ばして組んであるし、AFV クラブのM5初期型も有るしで、好きな車両なのだ。