たとえば模型道楽

タミヤ 1/35 ヴィルベルヴィント

ビルべルビントでもよいのかな?IV号対空戦車、20mm4連装搭載型。飛行機好きだからなのか、対空車両は好きでこの前作ったのは37mm搭載のメーベルワーゲン。確か、1号に20mm積んだのも作ったか。

これも、古めのタミヤ君。だから、がっちり組めて、安心、頑丈な模型だ。しかし、何年寝かしたかも定かでない訳で、何を今更感は半端ではない。ツインメリットは昔買った柔らかめのレジン製。薄い板を切り出して貼る奴でタミヤ用と有ったのでぴったり収まった。

砲塔の縁は少し削って、すっきりさせた。後、牽引ロープのフックは真鍮線に換え、ボンネットの予備キャタピラ置き場?を箱絵を見て追加、機関砲のフラッシュハイダーに穴開けて、照準器も穴開けて。砲塔にMP40とガスマスクケースを載せてはみたが、これはほとんど見えない。後は、キットのままのはず。

樹脂製ベルトキャタピラがすっかり固くなり変形していたので、これまた昔買い込んだモデルカステンの連結式を有難く使用。これ確か初めて買ったカステンキャタピラ。あの頃はベルト式しか無かったから、その精密さに驚き、こんな物作れるのかどうか、ちょっとひるんだはずだ。何故か、繋げた所で放り出して有って、何でだろうと我ながら首をひねったが、何はともあれ、残っていて助かった。

ダークイエローはタミヤのラッカー。一瓶では足りなかったので、クレオスで調色して塗り上げ。迷彩はタミヤ水性、ちょっとダークイエローを足して明るくした、をラッカーシンナーで薄めて塗装。ウエザリングは、使い易いクレオスのウエザリングカラーを主に、皆様の手練手管を参考にしながら。そうそう、キャタピラの土はピグメントを初めて使ってみたが、これちゃんと土になるのね。でも、やたら飛び散るのには閉口した。

昔、ヘッツアー、ドイツ語のカタカナ表記は難しい、に添えるつもりで手を付けていたフィギュアーが有ったので、これもついでに作ってやった。タミヤが主になる寄せ集めだが、そのままだと顔が同じになってしまうので、ホーネットのヘッドに換えた。と言うのは恰好を付けているだけで、本音はホーネットだと肩の力抜いて塗ってもそれなりに出来るから。お顔はラッカー下塗りしてファレホと色鉛筆等で。上着も同じように。迷彩ズボンは新選組のデカール。いささか、お疲れ気味の面々、員数は足りてないが雰囲気、雰囲気と言う事で。この手の車両、後8tと1tハーフトラックが有るのだがどっちもドラゴンなので、あまりの細かさに疲れて、放って有る。その内にはと、思ってはいるのだが。

コメント一覧

辻堂ジップ
黒猫2号さん、ありがとうございます。
昔はカステン、PE、レジン部品が3種の神器みたいでしたね、懐かしいけど、超バブルでもありました、遠い目。
あのタミヤ最新フィギュアーでも、顔同じに見えますからホーネットのヘッドは今でも便利だと思います。マスターボックスあたりは顔付違っていますが彫刻・成形が今一で作るのが難しいと感じます。
フラッシュハイダーの穴開けはドリルでセンターの当たりを付けてからデザインナイフ(30度の刃)でコリコリやりました。最初の点付けは罫書針です。
黒猫2号
おはようございます、辻堂ジップ様
タミヤのヴィルベルヴィントとフィギュア、完成おめでとうございます
大戦後期のドイツAFVに、ツインメリットは欠かせないアイテムですよね
モデルカステンのキャタピラ(懐かしい)の、弛み加減もとてもいい感じです(^^)
フラッシュハイダーの穴開けが見てみたかったです。
ホーネットのヘッドに、新選組のデカールを貼ったズボンのフィギュアがとてもリアルですね
ちょっと斜めに構えたようなポーズにホーネットのヘッドがぴったり、魅入ってしまいます
ピーパターンのデカール、ワタシは一種類しか持っていないので「いいな~」と(^^;
素敵な作品をありがとうございました。
辻堂ジップ
hajimeさん、ありがとうございます。
ピグメントの固定、hajimeさんが以前書かれていたのでちゃんと真似しました。助かりました。ただ、盛る時に周りが汚れて往生しました。
ホーネットのヘッド、首が融通が利くように太くしてあるのに気を付ければどれも自然な表情で大変使いやすく、塗り易いと思います。気に入った顔が見つかれば、ぜひお試しを。
hajime
完成おめでとうございます。
対空戦車は私も大好物でございます。
カステン、ツィンメリットシールの効果が存分に発揮されていて渋いです。ホーネットのヘッドは「使おうかなあ」と思った事があります。使い易い事が辻堂ジップ様の記事でわかったので少し考えてみようと思います。ピグメントは盛った後、アクリル溶剤などを垂らしておくと固定できます。
このキットと試作型と言われる35101も積んでいるので、いつかは作らなければと思ってはおります。
辻堂ジップ
クラキンさん、ありがとうございます。
水彩色鉛筆は手軽で使いやすいと思います。気に入らなければ水に流せますし。事務キチ辺りで手に入ります。
フィギュアーは頭をホーネットに変えるだけで随分感じが変わるので、これもお勧めの小技です。ただ、カステンキャタピラ、ツインメリットと同じく、昔の無駄使いを今になって取り返しているだけで、あまり自慢出来る話では無いですね。
クラキン
完成おめでとうございます。
埃っぽいツェメリットコーティングや履帯の重々しい垂れ具合など、凄くリアルで重量感があります。
それより更に驚いたのがフィギュア!
一人一人の顔つきや表情、年齢の感じ、ポーズ・・・全てが素晴らしいです!
色鉛筆も使われているんですね。
私もやってみます。
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