昔、ある人が私に教えてくれました。「できるだけ若いうちに海外に行きなさい。その歳の感性は、後からお金では買えない・・・。」と。確かに初めての海外旅行のインパクトは今でも鮮明に残っている。出会うものすべてが新鮮で、それを自然に受け入れることができた。それが歳を取ってからは、不慣れな習慣はなかなか受け入れがたく、面倒でならない。あの言葉は正しかったといまさらながら思う。
この歳になると仕事も中堅で、なかなか長期にお休みをいただくことが難しくなります。が、今年は会社から勤続10年のご褒美で特別休暇をいただけることになった。現実、人員不足の職場では長期休暇は、かなりのブーイングですが。しかし、会社がくれるつうものを、ただ指をくわえて無駄にすることもない。あそこもここも、イッテみたい場所がいろいろ出てくる。ガイドブックを本屋で立ち読みするのが楽しい。そうだ。カメラを担いで旅に出よう。行き先は旅行会社と思案中。(だいたい腹の中は決まってますけれど。)しかしそれにしても、このご時世、通常の運賃以外に燃油サーチャージなるものを請求される。例えばヨーロッパ行きの便だと、往復で約3~5万円也!(飛行機会社や購入時期によって変動。)ビックリして思わず行く事をためらってしまいそう。そこで冒頭の言葉を思い出す。「その歳の感性は、後からお金じゃ買えない・・・」。もう若くはないけれど、エンジンのかかった私自身もう止めることはできないのだ。と言う訳で9月頃、海外旅行にいこうかな。
最近お気に入りのテレビ番組は、「世界の果てまでイッテQ」です。