昨日、卒塾生のお母さんの葬儀に嫁と参列しました
娘の友達のお母さんで、よく世話になった方です。
60歳を過ぎたばかり…あまりに若すぎる死
もっともっとやりたい事も見たい物もあっただろうに…
ご主人の挨拶…
若い時に交通事故に会い、寒い病室で懸命に看病してくれたこと
自営業のため、経済的に大変な時に明るく支えてくれたこと
ゆとりも出来て、これから2人で旅行などにも出かけようね…
と話してた矢先の出来事~
アカン、が…
隣で嫁が、
そうなんよ
命は永遠でなくて、必ず終焉が来るんよ
若い頃のような愛し方は出来ないけれど
細く(でも頑丈な)長~く、愛していこう…と思う
そうなんよ
先日の夜の食事
焼き魚に醤油をかけていたとき…
『食べてみた!しっかり塩味がついていたわよ
食べてみてからかけてよ』と
食べてもいないのに…
「ちょっと薄い感じがしたわ」と
『湯豆腐のポン酢薄めるわよ』と
(体のことを想って言ってくれるのは解るのだが…)
拗ねてしまい、風呂にも入らずに寝た私がいた
こんなんばっかりしてたら、アカンがなぁ
そうなんよ
銀行を辞めて塾を始めた時、幼い子供を連れて中学校の校門前でチラシを配りましたねぇ。
後ろを振り返るとチラシが散らばっていた
それをあなたと幼い子供が集めていた…
私の親が亡くなった時も愚痴も言わずに近所づきあいしてくれた…
(この料理どう美味しい
テレビでやっていたんだけど…どう
どうなの…)
感想を聞きたがるのは嫌だけれど、料理も毎日工夫して作ってくれてる…
そうなんよ
感謝せなあかんねん
幸せにしたる思うて結婚したんやったやし
そうなんよ
まだ何にも遅うないわ
贅沢な旅行は無理でも、2人が好きなにでも行こう
思い出話を酒の肴にでも飲もう
2人の時間はあとどれくらい残ってるか…なんて分らんけど
大事には過ごしていこうとは思とります