今日進路が決まった卒業生が遊びに来てくれた
I君は京都の住まいが決まったこと
『先生、布団を3組買ったから泊りに来てええよ』
S君は某消防署に就職が決まり、6か月間の寮生活をするとのこと
『ほとんどが年上の人たちだから、いじめられないか不安やわ』
M君は中学3年の2学期に塾を辞め…反抗期に突入した子
高校も学校になじめず途中で辞めてしまった
いつも心のどこかで気になっていた生徒
『先生、働きながら通信高校で単位を取ってR大学に行くことになった』
フゥ~、よう頑張ったなぁ 人に言われん苦労もあっただろうに
今日元気な顔を見て…安心したわ
これからの長い人生、色んなことがあるけれど前を向いて
希望をもって生きていこう
3人そろって
『成人になったらみんなでお酒を飲もう!
みんな(27人)に声をかけるわ』
『今、生徒が少なくなってるようやけど…心配やわ』
心配してくれて有難うね
みんなの顔を見たら頑張らなアカンと改めて思う
嬉しい
うんうん、お酒は常備してあるから
《さぁ、来いやい頭からぶつかるのみ》
今日の朝刊…最終の高校出願結果が掲載されていた
6人の生徒は希望高校への進路が決まり、3人の生徒が一般入試に臨む
毎日5時過ぎに来て本当によく頑張っている
辛いねぇ、不安だよねぇ、逃げたいよねぇ
先生も君たちを見てて、何とか助けてあげたいと思う
でも、毎日塾を開放すること
解らないところを教えてあげること
「理科や社会の今までやっていたことを繰り返し覚えよう」
と励ますことしかできない
励ますことしか
最後まで、一緒に頑張りぬこう