4月28日は沖縄にとって屈辱の日。この日、那覇市の県庁前県民広場で「止めよう辺野古新基地建設!実行委員会」主催の県民大集会が開かれた。これに呼応して大阪アクションは午後6時30分より約270名が参加し、中之島水上ステージで「辺野古集会同時アクション・大阪」を開催した。辺野古で歌われている『座り込めここへ』の合唱から始まった集会は、辺野古現地から電話の中継を受けた。現地に行っている大阪行動のメンバーからこの日、抗議船が海保によって転覆させられて4名が海に投げ出され、その内1名が病院に搬送されたとの海保による暴力的弾圧の実態が語られた。次に、この間、継続して取り組んできた第五管区海上保安部との交渉報告を受けた。
昨年8月、8団体の呼びかけで誕生した「Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション」は、その後呼びかけ団体が17に増えてきたが、新たに呼びかけ団体となった岩国・労働者反戦実行委員会と大阪教育合同労働組合からのアピールを受けた。最後に、しないさせない戦争協力関西ネットワークの中北龍太郎弁護士よりまとめの発言があり、午後7時10分デモ出発。参加者は「辺野古新基地建設反対!」「日本政府は沖縄の民意を踏みにじるな!」と唱和し、西梅田公園までデモ行進をおこなった。
来る5月17日、沖縄ではセルラースタジアム那覇を会場に1万人を超える県民大会が予定され、翁長知事の参加も検討されている。その1週間後の5月24日には国会包囲ヒューマンチェーンが持たれる。大阪アクションもこれらに呼応して同時アクションをおこなう。